イット! (ニュース)
世界的バイオリニスト・葉加瀬太郎さんがラムゼイハント症候群を公表した。ある日突然顔の半分にマヒが起こる神経系の病気。全国ツアー中の葉加瀬さんはおとといも千葉で演奏を披露。葉加瀬さんは1カ月ほど前、顔の左半分に違和感があると自身のHPで異変を明かしていた。ラムゼイハント症候群は顔のまひ以外にも複数の症状が現れることがあるという。慶友銀座クリニック・大葉俊彦理事長によると、顔面神経麻痺、難聴、めまいなどの症状などがあり、早ければ早いほど後遺症が少ないという。耳の症状や変な痛み、中耳炎ではない激痛もあるという。ラムゼイハント症候群は増加傾向。2022年には歌手・ジャスティン・ビーバーもラムゼイハント症候群であることを公表。すでに症状は回復したが一時的に活動を休止していた。この病気は幼少期にかかった水ぼうそうのウイルスが再び活性化し引き起こされるという。疲れやストレスも原因になり、50歳以上からかかりやすくなり、60歳以上がもっとかかりやすくなってくるという。糖尿病など持病を持つ人も注意が必要。ラムゼイハント症候群の初期症状:熱っぽさ、味覚障害、耳のヒリヒリ感。大場理事長は「最近は新型の新しいワクチンがあり、かなり強い効果があるのでワクチンを積極的に打つのが良いと思う」と話す。