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国民民主党の玉木代表が来月の特別国会での総理指名選挙で、立憲民主党の野田代表には投票しない方針を表明した。これにより、自民党の石破総理大臣が、引き続き総理に選ばれる公算が大きくなった。国民民主党・玉木代表は「我々はやっぱり、国民民主党に期待してくれた民意に一番、沿う形で投票行動するということであれば、1回目も2回目も玉木雄一郎と書くのが一番我々に託してくれた民意にかなうものだと」と述べた。さらに、日本維新の会の藤田幹事長も首相指名選挙では立憲の野田代表の名前は書かず、「馬場代表」の名前を書くと明言した。来月11日にも行われる見通しの特別国会で行われる首相指名選挙は、自民党の石破総理と立憲民主党の野田代表との決選投票になる可能性が高いとみられている。立憲の野田代表が勝つためには維新と国民の協力が不可欠な中、その見通しが立たなくなった事で、結果、石破総理が選ばれる公算が大きくなった。自民党と国民民主党はきょう、幹事長らが会談する予定で、自民党は政策協議を呼びかける方針。玉木代表としては、こうした政策協議を通じて国民が掲げた「103万円の壁」撤廃などを自民党側に受け入れさせ実現したい考え。