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アメリカのルビオ国務長官は中国の王毅外相と就任以来、初めて対面で会談。米中首脳会談が実現する可能性が高いと話している。ルビオ国務長官は、訪問先のマレーシアで中国の王毅外相と会談。2人が対面で会談するのは第二次トランプ政権の発足後、初めてで、ルビオ長官は終了後、「非常に建設的だった」と評価した。ルビオ国務長官は「トランプ大統領も、中国側も望んでいます。習主席も公言しているので、実現する可能性は高いと思う」と言う。一方、中国外務省によると、王毅外相は会談の中で、アメリカの高関税政策などを念頭に、「中国を客観的、理性的な態度で捉え、平和的な共存と相互利益を目標とした対中政策を策定するよう」求めた。中国政府は対中強硬派として知られるルビオ長官に制裁対象にしていて、「意思疎通と対話を強化し、対立を管理しつつ、協力分野の拡大を模索していくことで合意した」としている。