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高市内閣が本格始動。副大臣、政務官の中には裏金問題に関わった議員がいた。各省庁では大臣の引き継ぎが行われた。総務大臣を退任する村上誠一郎氏は感極まる場面も。入閣組の中には総裁選出馬会見で司会を務めた黄川田仁志氏。三原じゅん子前大臣から引き継いだ。黄川田大臣はこども政策のほか女性活躍や少子化対策を担当することになっている。中谷元前防衛大臣は見送る職員たちの前で防衛省の幹部らと記念写真を撮っていたが、突然その場を離れ挨拶をした。中谷氏から大臣を引き継いだのは小泉氏。訓示では高市総理が念頭に置く防衛費の増額を見据えた安全保障関連の3文書を見直す考えを示した。周辺からは小泉は式典とか表舞台のための大臣。大事なことは官邸で決めていくとの声が上がっている。高市カラーが鮮明になっている人事が最年少大臣の小野田紀美氏。外国人政策のポストを担う。きょうの就任会見ではルールを守らない外国人への厳格な対応などを検討していく考えを示した。かつて国会では外国人の生活保護について疑問を呈していた。高市総理肝いりの政策を推し進める大臣に起用されたのは女性初の財務大臣となった片山さつき氏。会見で述べた「責任ある積極財政」とは高市氏が総裁選でも掲げた政策スタンス。政府がお金を使って民間企業に投資を促し経済成長につなげることを訴えてきた。片山氏はアベノミクスが大きな経済進展をもたらしたとし、その流れをくんでいく姿勢を示している。