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ミラノ・コルティナ五輪まであと437日、およそ1年2か月に迫る中、スピードスケートの高木美帆がW杯開幕戦で絶好のスタートを切った。長野で行われたスピードスケート・W杯開幕戦の女子1000mに、“日本のエース”高木美帆(30歳)が登場。女子1000mは、高木美帆が北京五輪で金メダルを獲得した種目。600mの通過は全体2位だったが、ここからスピードが落ちないのが高木美帆の持ち味。ラスト400mを全体トップタイムで滑りきり、見事逆転優勝を飾った。さらに、世界記録を保持する女子1500mでは、高木美帆は1100mを全体2位のタイムで通過し、ラスト1周。高木美帆が2位とわずか0秒16差で優勝し、開幕戦で2冠を達成した。この2つの勝利で、W杯通算31勝目を挙げた。