めざまし8 (ニュース)
山形・東根市の農園では暑さでサクランボが大きな打撃を受けている。育てているものの多くは「佐藤錦」。1kg=1万2000円の値が付くものもある高級品。暑さの影響でサクランボは表面がシワシワ。連日の暑さでサクランボの農業用ハウス内は40℃を超える日もある。暑さで水分が抜けるなど実の痛みが激しく売り物にならないという。また、去年の暑さの影響で実がくっついて出荷できない双子果が多い。被害額で言ったら2000万円は余裕で超えているという。事務所には出荷する箱に貼るはずだった宅配伝票が大量に余っていた。そしてサクランボ栽培から撤退する農家から「畑を頼む」という依頼があるという。農家は「サクランボをやめるという選択肢は一ミリもない。やらなきゃいけないという変な使命感というか。あとは毎年楽しみにしているよっていうお客様がいる以上はお客様のために作り続けていこうと思っています」。さらに8月中旬ごろに出荷を迎える予定の桃も暑さで生育が早まり今後が心配だという。