ひるおび (ニュース)
コメの価格は14週連続で値上がり。海苔も高騰しており、コンビニおにぎりは200円超え。スーパーでのコメの販売価格は3/31~4/6にかけて4214円。このデータは備蓄米の販売開始後となっている。備蓄米は計21万2000トンが店頭に並び始めているが、まだ値下げ効果は表れていない。きのう、農水省と卸売団体や小売団体などが意見交換を行った。意見交換後、日本スーパーマーケット協会・岩崎高治会長はコメは利幅が少なく、価格を下げる余地が非常に少ない。消費者に安定的に適正な価格で届けられ、生産者も再生可能なサプライチェーンを築くことが大事だと話した。政府は7月まで備蓄米を毎月放出する方針。3回目の10万トンは4/23~4/25ごろに入札予定。宇都宮大学・松平尚也氏は5月中に3700円~3800円(5キロ)ほどになるのではと話している。海苔も値上がりしており、2020年と比べて2.5倍。海苔の収穫時期は10月後半~11月中旬。海面水温が上昇したことで育たなかった。また、雨が不足したことで栄養塩が低下し、色がつかなかったことから値上がりした。セブン-イレブンではきょうから一部のおにぎりを最大16円値上げしている。ニコニコのりでも家庭用の約80品目を10~40%値上げしている。
今年のたまごの平均価格は335円、去年は219円、おととしは“エッグショック”で350円(最大)。そんな中、オススメなのが「液卵」。殻がなく、かくはん済みで液状。長期保存が可能で価格も安定している。一般的なたまごと同じ使い方ができるのが特徴。たまごが固まらないギリギリの温度で殺菌をしている(65℃で3分半)。冷凍することで2年間も保存可能。丸鳥鶏卵の「楽ちん たまご」は、たまごMサイズ2個分・3パック入りで約250円。売れ行きは去年比で2倍。「乾燥卵」というものもあり、たまごを乾燥させて粉末状にしたもの。使う時は水などと混合する。常温で長期保存可能(1年~1年半)。六本木ヒルズで開催された「たまごスイーツlabo」では人気パティシエが乾燥卵を使用してスイーツを提供。乾燥卵は業務用で以前からあったという。去年11月に発売されたドン・キホーテの「秒でどこでもTKG!?卵かけ風ご飯のたれ」。発売から2か月で7万5000個以上を売り上げた。卵そのものは使用していないといい、ドン・キホーテとキユーピーが共同で開発。常温で保存できるため、持ち運びが可能。ドン・キホーテは海外から訪れる客が多く、海外では生卵が手に入りにくいという声から開発された。八代英輝は卵アレルギーの人もいけるのかな?と話した。しかし、卵黄は入っているという。