すぽると! 石川佳純 FOCUS ON PARIS
石川佳純さんがパリ五輪日本代表の志田千陽・松山奈未のシダマツペアを取材した。2人は熊本を拠点に活動、2022年以降全英OPなど国際大会で6度の優勝、世界ランキング4位。強さの秘密はスピード感のある攻撃。低空ラリーを徳井とする2人だがなかでも 松山のスマッシュは世界記録の438キロに匹敵するといい石川さんが体験した。2人は高校時代に入ったジュニア日本代表でコーチ提案によりペアを結成、阿吽の呼吸でプレーができたが明るい性格で一学年上の志田が人見知りの松山を引っ張っているという。これまでロンドン五輪では銀メダル、リオ五輪では金メダルと日本バトミントン界のお家芸とも言われる種目、パリ五輪選考レースは、東京五輪代表の福島・廣田ペアと永原・松本ペアの争いと思われたが序盤同じ日本勢に敗れ去年6月にはシダマツペアは世界ランキング11位まで下降で苦しい時期が続いた。2人はくいなく戦い切れたらいいとの思いを確認、2023年パリ五輪レースで優勝し初の五輪出場を決めた。