みんなのスポーツ (スポーツニュース)
今年の夏の甲子園では慶應高校が107年ぶりの優勝を果たした。3年の丸田湊斗は決勝で甲子園史上初めてとなる先頭打者HRを放ち、チームを勢いづけた。丸田にとっては公式戦初HR。ただ、県大会の第1打席で出塁できたのは6試合中2試合で、相手チームにプレッシャーをかけるためにも同打席の出塁を意識してきた。甲子園では準決勝まで打率.438で、盗塁数、得点もチームトップ。決勝で相まみえた仙台育英とは3月のセンバツで対戦し、丸田はノーヒットに倒れ、チームもサヨナラ負けを喫していた。丸田の先頭打者HRについて、仙台育英の尾形捕手は「ベストボールをしっかり打たれたかなと、相手が何枚も上でしたね」と振り返る。