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千葉県成田市の19歳、小椋奈々未さんは県内で初めての10代のタクシードライバー。去年11月にデビューを果たした。運転のモットーはカーブや坂道などで車内が揺れないようにすること。丁寧な運転がお客さんにも好評だ。小椋さんは高校を卒業後一度、別の会社に勤めたあと去年9月、父親も勤める成田市のタクシー会社に入社。2022年に道路交通法が改正されたことを受け教習所で1か月の講習を受けるなどしてタクシーを運転するのに必要な普通二種免許を取得した。会社にとって小椋さんの存在は希望の星。平均年齢は57歳と高齢化しており、さらに今後、新たな滑走路の設置などで成田空港の利用客が増えると見られ、ドライバーの確保が課題となっている。19歳でタクシードライバーが誕生した背景に法律の改正がある。普通二種免許は21歳以上で普通免許を取得してから3年以上たつことなどが受験資格になっているが2022年に道路交通法が改正され、特別な講習を受けることを条件に普通免許を取得してから1年以上たっていれば19歳から受験できるようになった。