列島ニュース (福島局 昼のニュース)
福島第一原発で燃料デブリの試験的取り出しが始まった。東京電力は今日午前、装置の取り付けミスにより延期されていた福島第一原発2号機の核燃料デブリの試験的取り出しに着手した。事故発生から13年半となる中、廃炉最大の難関に向けた取り組みが始まった。1~3号機内部には核燃料デブリが約880トンあると推定される。先月22日に試験的取り出しに着手する計画だったが、取り出し装置の設置ミスにより直前に延期された。今日午前6時半過ぎに作業を再開。作業は順調に進んでも完了まで2週間程度かかる見通し。