ひるおび (ニュース)
7月1日から2105品目が値上げされる。エスビー食品は即席ルウなどを約8~11%値上げ。ミツカンはポン酢や鍋つゆなどを約7~17%値上げ。味ぽん(360ml)の価格改定は35年ぶりとのこと。味の素AGFはインスタントコーヒーなどを約25~55%値上げ。日清製粉ウェルナはパスタなどを約6~17%値上げ。値上げの要因は円安と人手不足。加谷さんは「物価だけでなく賃金も上がれば好循環になる。今はまだ賃上げが追いついていないが数年前よりかは良くなっている」などと話した。政府は冷房使用の増える今年7~9月に限り補助金を出す。電気・ガス代が1か月あたり約1000円程度軽減される見込み。ただ電気・ガスの補助金は終了と再開を繰り返しており、4兆円超の予算を計上していて財政負担なども課題となっている。読売新聞の世論調査によると、政府の物価高対策を「評価する」と答えた人は17%で「評価しない」は75%だった。加谷さんは「本当は賃金をどうやって今後伸ばしていくかの議論が大事。でも参院選前なので場当たり的な議論に終始している」などと話した。こうした中で石破総理は米の価格が下がっていることを強調している。スーパーでの米5kgあたりの販売価格は6月9日~15日にかけてが3920円となっている。中でもブレンド米の価格は急降下している。