NHKニュース おはよう日本 おはBiz
アメリカのトランプ大統領は、カナダ、メキシコ、中国への関税は4日から開始すると明らかにした。カナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税を課すとともに、中国には10%の追加関税を課すという。その理由についてホワイトハウスは、アメリカへの不法移民を阻止し、フェンタニルなどの薬物が流入することを食い止めるためだとしている。これに対し、カナダ・トルドー首相はアメリカからの輸入品に同じ25%の関税を課す報復措置を表明、メキシコ・シェインバウム大統領も対抗策をとる意向を示している。石破総理大臣とトランプ大統領との初めての首脳会談は、現地時間の今週7日に行われる。今のところ日本を名指しする明確な批判はないが、日本も入念な準備が必要だと思われる。