キャラビズジャーナル (不二家・ペコちゃん)
上垣皓太朗アナウンサーが不二家を取材。案内してくれた広報・小林さんは同い年の24歳だという。受付にペコちゃん、ペコちゃんのボーイフレンド・ポコちゃんの人形があった。建物の上に置かれているので、見上げた時にペコちゃんの表情がわかるよう下を向いている。不二家は洋菓子・お菓子などを製造販売する食品メーカー。1910(明治43)年に横浜・元町で創業。今年で115周年になる。上垣アナが案内された部屋には不二家を代表するお菓子が並んでいた。上垣アナは「カントリーマアムのバニラとココアを交互に食べるのが好き」と明かした。
ペコちゃんのプロフィールを紹介。性別はお菓子が大好きな女の子。年齢は永遠の6歳。チャームポイントはほっぺに出している舌。名前の由来は子牛の愛称「ぺこ」を西洋風にアレンジ。1950(昭和25)年に店頭人形としてデビュー。当時は紙の張り子だったが、首振りはその当時からあった。翌1951年にミルキーが誕生。子どもたち・そのお母さんに支持され、ペコちゃんは全国に広まった。ミルキー×ペコちゃんによって何気ない日常が思い出になるという。国民的キャラクターとなったペコちゃんはカタログ・看板・下敷きなど様々な場所で活躍。1980年代初頭までデザインに決まりはなく、様々なペコちゃんが登場した。1982年にペコマニュアルが誕生。特別に1ページ目を見せてくれた。マニュアルによってペコちゃん、ミルキーペコの2種類のデザインが確立した。ペコちゃんは赤いリボン、赤いオーバーオール、黒い瞳が特徴。多種多様な場面で使用されている。ミルキーペコは青いリボン、青いオーバーオール、青い瞳が特徴。基本的にミルキーのみにデザインされている。ミルキーは不二家のロングセラー商品であることから、ミルキーブランドを確立させるため、ミルキーペコが存在する。ミルキーペコはデザインを大きく変えない方針だったが、2000年代に入って大改革があったという。