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ASEAN=東南諸国連合の首脳会議がラオスで開催された。国際情勢が緊迫する中、ミャンマーや中東情勢、南シナ海問題などで議論が交わされた。ミャンマーからも出席した。しかし出席したのは事務方のトップだった。首脳会議では戦闘による混乱が続くミャンマー情勢について議論が交わされた。タイはASEANの次期議長国のマレーシアと協力してミャンマー問題に取り組む方針を発表した。インドネシアのジャカルタでミャンマーに関する非公式会合が開かれ、マレーシアも参加した。イランやレバノンも巻き込む中東の戦闘激化についてASEANとしての姿勢を打ち出す必要がある。しかし加盟国間でイスラエルやパレスチナとの関係を巡って意見の隔たりが大きい。ASEAN首脳にとって喫緊の課題は各国が領有権を主張する南シナ海。ベトナムは自国の漁船が中国に襲撃されたとして、抗議し、中国は領有権内であり、けが人が出ていないと反論した。ASEAN首脳会議の関連会合が開催され、中国・李強首相、米国・ブリンケン国務長官のほか、総選挙を控える石破総理大臣も参加するという。