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ゴールデンウィークの混雑がピークを迎える中、番組は4時間超えの行列を作る人気店や30キロ近い渋滞を取材。そこには休みでも家族のために奮闘するお父さんの姿があった。絶好の行楽日和となったきのう、東京・原宿・竹下通りは大混雑。竹下通り近くの歩道に長い行列。最大で4時間待ちの大行列となっていたのはタピオカドリンクの人気店「ベビタピトーキョー原宿店」。並んでいる人たちの多くは小学生とその親たち。店のスタッフはSNSで小中学生に大人気のインフルエンサー。動画を見てファンになった子どもたちがお店で本人に会いたいと親に頼み込んで訪れている。長時間の並びに少々お疲れ顔のお父さんも。最後尾で受付終了の看板を持っていたのは、最後尾に1人で並んでいた客の男性。長い待ち時間も苦にせず夢のような体験に目を輝かせる子どもたち。
大行列は東京・渋谷でも。開店前から2時間待ちの長蛇の列ができていたのはSNSで話題の生ドーナツの店「I’m donut？渋谷店」。人気の理由は不思議な食感。カボチャを練り込んだ生地を高温でさっと揚げることで、溶けるような食感になる。長蛇の列は高速道路上でも。きのう午前11時ごろ、29キロの渋滞が発生していた中央道。小学6年生の息子と小学4年生の娘がいる4人家族は、午前7時半に東京・世田谷区の自宅を出発し、午前10時過ぎには目的地である山梨・大月市のキャンプ場に到着する予定だった。ところが渋滞の影響で、午前9時半になってもまだ半分の距離も進めていない。ハンドルを握る父親にも疲れの色が。予定より3時間遅れでキャンプ場に到着。やっとひと息つけるかと思いきや、娘の要望ならばと疲れた体にムチ打ち1時間以上かかってテントが完成。一方、中央道で静岡・富士宮市のキャンプ場を目指す4人家族。娘はまだ1歳のため道中は様々なトラブルが。渋滞にはまり予想外の長時間運転。結局、予定の2倍、6時間かかって目的地のキャンプ場に到着。しかし休む間もなくテントの設置と食事の準備に追われる。出発から約8時間、父親にやっと一息つく時間が訪れた。