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ニューヨーク市長選の民主党の候補者を選ぶ予備選でマムダニ氏が勝利宣言をした。マムダニ氏は「民主社会主義者」を掲げる急進左派。ウガンダのインド系家庭に生まれ、7歳の時にニューヨークに移住。(アルジャジーラ)。大学卒業後、低所得世帯の立ち退き防止を支援。ラッパーとしての一面もある。(CNN)。2020年にニューヨーク州議会議員になった。ニューヨークは民主党の牙城のため、11月に行われる市長選ではマムダニ氏が当選する可能性は高いとみられ、ニューヨーク市では初となるイスラム教徒市長が誕生しそう。若い民主党員(18歳~39歳)の80%が手頃な保育料を優先事項と考えているのに対し、党執行部がそれを優先していると思うと考えている若い民主党員は63%にとどまっている。また、富裕層への増税については若い世代の79%が優先事項と考えているのに対し、党執行部が優先していると思うは62%。(ロイター/イプソス世論調査)。上智大学・前嶋和弘教授は「こうした政策を打ち出したため、若い世代の支持につながった」と分析している。マムダニ氏の選挙戦では民主社会主義者として知られるオカシオコルテス下院議員とサンダース上院議員が支持を表明していた。前嶋教授は「2人が支持したことで党員に対して分かりやすく“推す”メッセージとなり支持拡大につながった」と指摘している。一方で、共和党「下院選挙対策グループ」はマムダニ氏を「反ユダヤ的な社会主義急進派」と呼び、来年の中間選挙で民主党候補に結びつけると宣言。(ロイター通信)。前嶋教授は「地方と国政は違い、民主党に風は吹かない。共和党は民主党にレッテル貼りをやってくる」と話す。デーブ・スペクターは「スキャンダルがないのは事実だが、職歴が短いからというのもある。一方、クオモは3期も務めたから予備選を手抜きでやった。大統領選挙で民主党が負けている一つの理由は中立性が足りないから。この人が市長になったら、大統領選挙でプラスにならない」とコメントした。