首都圏ネットワーク STOP詐欺被害!私はだまされない
大学生による得意分野を生かした詐欺被害防止の取り組みを紹介する。警察官とともにチラシを配っているのは板橋区にキャンパスがある淑徳大学の学生たち。学生たちはふだん、他人に伝わりやすい表現方法について学んでいて、この日は得意分野を生かし4コマ漫画を作って詐欺被害防止を呼びかけた。注意を呼びかけたのは最近、被害が急増しているSNS型の投資詐欺の主な手口を紹介。SNSやネット広告を入り口に投資の勉強会に参加できるとしてLINEのグループに勧誘される。そして偽の投資専用アプリをダウンロードするよう勧められ金を振り込んでしまうというもの。アプリではあたかも実際に利益が出ているかのように表示され被害に気付きにくい。大学生たちが着目したのは被害の事例でいつも聞かれる「絶対にもうかる。」のことば。警視庁によると東京都内ではSNSを通じた投資名目の詐欺でことしに入ってから8月末までに431件、100億6000万円の被害が出ている。SNSのように顔の見えない相手からのもうけ話は絶対に信じないようにしてほしい。