- 出演者
- 石原さとみ 大沢あかね 山根良顕(アンガールズ)
オープニング映像。今回はいつまでの健康に生きるための「骨のトリセツ」決定版。
オープニング映像。
脳卒中ならぬ骨卒中は要介護や寝たきりにつながる大変な骨折のことで、厚生労働省が調査した要介護になる原因の3位に骨折・転倒がある。新潟市の宮島さん84歳は芸者歴70年でいまも現役だが3年前にくしゃみで骨折になった。その後丸1か月入院し元の生活まで3か月かかった。現在高齢者を襲う骨卒中が急増している。体を支える最も重要な骨がささいな衝撃で折れ、大たい骨骨折の場合5人に1人が1年以内に亡くなっている。宮島さんは今まで骨折経験はなく骨に問題を感じていなかったが、知らぬ間に骨密度が低下していた。
大阪大学の大学院が行ったマウスの健康な骨と骨密度が低い骨の実験を紹介。健康な骨は3.8kg相当の力まで耐えたが、低骨密度の骨は2.6kg相当の力で折れてしまった。骨密度の低下などで骨折しやすくなる疾患には骨粗しょう症があるが、自分が骨粗しょう症だと知るのは骨折してからがほとんど。栃木県佐野市のアウトレットモールで骨密度の抜き打ち検査を 行ったところ、57人中25人は骨粗しょう症の疑いまたは要注意という結果になった。
年齢による骨量の変化は成人でピークを迎え加齢とともに下がるが、骨密度が下がる原因は加齢以外にも様々ある。大阪大学の石井教授が解説。硬い骨は体をしっかり支えるという力学的に強くなるという意味とカルシウムを蓄えておく貯蔵庫の役割もあるという。骨の中の血管には血液中のカルシウムから新しい骨を作る骨芽細胞と、古くなった骨を壊してカルシウムを取り出し血液へ送る破骨細胞がある。骨芽細胞と破骨細胞がコミュニケーションを取り合うことで骨を常に新しく丈夫に保つというメカニズムが最近解明された。
骨密度が低い骨では骨芽細胞の数が少なく元気もない。一方破骨細胞はいつも通り活動しているので骨を破壊し続けることになる。こうなると骨がスカスカになりいつ骨卒中が起きてもおかしくない状態となる。骨芽細胞と破骨細胞のアンバランスが起こる原因が加齢、運動不足、閉経、喫煙、過度な飲酒、急激なダイエットなど。日本骨粗鬆学会の萩野さんは骨卒中はこれから増える。骨折は大した病気ではないと思われがちだが、高齢者に起こった骨折は重篤などと話した。また女性は閉経後に女性ホルモンが急激に減るため骨粗しょう症の大きな原因になるという。
日本骨粗鬆学会の萩野さんが骨チェックリストを紹介。1つでも当てはまると心配なので骨密度を測ることをすすめた。特に成人したあとの急激はダイエットは骨密度を減らす要因になり、骨は刺激で作られるが体重が軽いと骨に対する負荷が少なくなってしまうという。大沢あかねと山根良顕が骨密度を測定したところ、2人とも要注意という結果になった。骨密度は整形外科や内科、産婦人科で測ることができるので医療機関に事前に確認を。人間ドックのオプションで測定することも可能。
骨粗しょう症の早期発見を目指し全国で検診の普及が進められている。静岡県の南伊豆町では3年前から検診を実施し受診率を上げる取り組みが行われている。現在検診は全国の65.6%の自治体で実施されている。数値に問題がなくても5年に1度を目安に測定することを推奨している。
名古屋市の女性は妊娠後骨粗しょう症になり背骨を骨折した。また、骨粗しょう症に授乳はリスクが高いということで断乳することになった。ライフステージにより変化する女性の骨。横浜市立大学の善方さんが特に注意を呼びかけているのがやせている女性。やせていると骨を守る女性ホルモンが不安定になり、BMI18.5未満の女性の7割は産後に低骨密度を来しているという。
骨芽細胞と破骨細胞の働きが世代ごとに違うことに注目し、専門家と考察した世代別の骨ケア法を紹介。貯骨期(成人まで)はジャンプ、維持期(成人~60代)は筋トレ、骨粗期(70代~)は転倒予防のトレーニング。NHK ONEで安全にできる方法を公開中。また全世代で大切なのは栄養で、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKが特に大事。
VTRを振り返り萩野さんが運動や筋トレの大切さを話し、運動は週に2~3回から続けるのはオススメだと話した。運動により骨密度が数%増加し骨折が予防できたという研究結果もあるという。また骨に大切な栄養素のカルシウム、ビタミンDA、ビタミンKが一気に取れる「骨活料理」を紹介した。オススメの食材はビタミンDとカルシウムが豊富はさけ、カルシウムとビタミンKが豊富な小松菜。また乳製品はカルシウムの吸収率がよい。骨活にオススメの食材リストは番組ホームページでも公開中。
最後の継続のコツと
