2023年8月29日放送 12:20 - 12:45 NHK総合

いいいじゅー!!
「茨城・石岡市」

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。きょうの主人公は、茨城県石岡市の八郷地区で子どもたちの「山村留学」に取り組む若者。

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八郷地区(茨城)石岡市(茨城)
(いいいじゅー)
茨城・石岡市八郷

茨城県石岡市の八郷地区は、水田と里山の原風景などが「にほんの里100選」に選ばれた典型的な農村地帯。山からパラグライダーで飛び降りるスカイスポーツも人気。きょうの主人公は原部直輝さん・28歳、3年前にUターン移住し地元起こしに取り組み始めた。拠点としているのは築60年の古民家で、約2600坪の裏山込みで月3万5000円で借り受け、体験施設として整備。「八郷合衆国」と名付け、子どもたちを受け入れた1泊2日の「山村留学」を行っている。中学時代の同級生、近くに住む大学生などもスタッフとして手伝っている。

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八郷地区(茨城)石岡市(茨城)

田舎暮らしの様々な体験には、学校では教えてくれない行動力や発想力といった「非認知能力」を育む効果があるという。発想力を育てるため、かまどに火をつける作業なら火のつけ方を直接教えず、火のつく道具とマッチを渡して行動を見守る、火はものの下から上に向かって燃え広がるといったヒントを与えるなど工夫している。参加料は1人1泊2日で2万円、田舎の生活が楽しくなったリピーターも多いという。

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八郷地区(茨城)石岡市(茨城)非認知能力

茨城県生まれの原部直輝さんは、田舎暮らしを抜け出したいと東京の難関大学を目指し合格、イタリア留学後都内の大企業に就職するなどしたが、転職先のブラック企業で心身を疲弊させ地元に戻った。地元には田舎暮らしがしたくて移住してきたという人が多く、小さい頃に行っていた田舎暮らしを子どもたちに教える事業を立ち上げることに。両親と祖父が小学校の教師だったので子どもとの接し方を教わろうとしたが、親たちは息子が大企業の立場を捨てて戻ってきたことに失望しており、田舎の生活を教えたいという事業も理解されなかった。県のビジネスコンテストで1位をとるなど評価され、親たちの態度が変わったという。

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原部直輝さんは3泊4日の長めの山村留学コースを設け、3日目まで子どもたちに討論してもらい4日目を自由に過ごす計画を立てた。みんなで協力して行動することから協調性が生まれると考えたが、実際には親元を離れる日数の長さからホームシックにかかる子が続出したという。

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友近の移住情報コーナー

茨城県石岡市・八郷地区の名物を紹介。野菜の有機栽培が盛んで、市内の直売所にも有機JAS認定の野菜がたくさん。有機栽培農家の8割が市外・県外からの移住者で、市内の有機栽培を支えている。地区では24年前に移住者向けの農業研修制度を立ち上げた。夫婦で移住する人限定で教えることで移住後の定着率を上げているという。

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茨城・石岡市八郷

田舎暮らし体験施設「八郷合衆国」を営む原部直輝さんが、子どもたちに田舎体験でやりたいことを聞いてその場で1日の予定を作る試みに挑戦した。竹を使った流しそうめんの要領で竹製の水筒を作ってみたいなどとのアイデアが挙がった。原部さんは準備として高校の先輩でもある東京大学名誉教授・一ノ瀬正樹さんを訪れ、子どもに教えたほうがよいことなどをヒアリングしていた。

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4日間のコースでは3日目まで、田舎暮らし体験とともに子どもたちの自主性を重んじた最終日の計画立案が行われ、メインの行事は竹製の水筒作りに決まった。作り方の動画などを大人たちが用意すると、やりたいことが通らず泣いていた子どもが興味を持って準備に加わるようになった。4日目の実践でもリーダーシップを発揮し始めるなど成長がみられた。先輩の学者からはアドバイスとして、人間は自分のことを考えず自分の外や他人のことを考えたほうが幸せを感じられると教わっており、子どもたちの姿を通じて実感することができた。原部さんは今後について、都会での画一的な生活とは違った独創性や想像力を育める場を今後も追求していきたいと述べた。

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(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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