- 出演者
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オープニング映像。今回の主人公は佐賀県の山村に移住してきたシングルマザー。
- キーワード
- 唐津市(佐賀)
今回の舞台は佐賀・唐津市。源氏物語にも登場する歴史と文化の町。東部にある七山地区に移り住んだのが今回の主人公・本田麻里さん。6年前長崎から移住し、みかん農家の家屋を現代アートのギャラリーに変身させた。ギャラリーの前にはカフェテラスをつくり、誰でも使えるアトリエもある。本田さんは高校時代の元彼で、造形作家の松尾栄太郎さんにも手伝ってもらい2人でギャラリーに。本田さんがSNSでギャラリーについての発信を続けると高級旅館から問い合わせが入った。伝統文化目当ての客が多くお訪れるというこちらの旅館では、目利きの客を満足させる作品探していて、松尾さんの作品が展示された。
七山の人気スポット「ななやま農産物直売所」には収穫したばかりの野菜がずらり。生産者たちが自ら並べた品を求めて、開店と同時に多くの客が。安くて質が高い農産物はななやまブランドと呼ばれ県外でも大人気。また、七山には1か月のお試し移住体験ができる施設「根の家」もある。
ギャラリーを始めて1年半、本田さんはもっと現代アートを地域に根付かせたいと思うようになった。そこで「ソーシャリー・エンゲイジド・アート」と呼ばれる、いろんな人が参加することで完成させる体験型アートを模索。そんな本田さんのもとに、国際渓流滝登りの実行委のメンバーたちが訪れ、使わなくなった道具を現代アートになんとか使えないかとの相談が入った。そして松尾さんは使わなくなったロープとヘルメットを使って、7月にあった豪雨災害のモニュメントを作成することを考案。どうしたら地域の人たちを巻き込むことができるのかと試行錯誤を続けた本田さんと松尾さんは、ヘルメットの竜を作ってみんなで練り歩く企画を実施。中国の故事にある登竜門に願いを込め、住民たちと川で事故が起きないよう水の神様である竜を作りみんなで練り歩いた。
エンディング映像。
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