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オープニング映像i。
今回は京都・京丹後市網野町に移住した提灯職人の小嶋俊さん。小嶋さんが作るのは京提灯で、京都市の伝統工芸品である。まずは骨組みとなる竹割りを行い、骨巻き、骨かけ、糸吊りなどを行う。重要なのが糸吊りで、1本ずつ丁寧につなげることで丈夫になる。伝統技法の作りてはヘリ、数少ない工房でのみ受け継がれる。
小嶋さんは京都市で江戸時代から続く老舗提灯工房・小嶋商店の10代目。妻の宏美さんと京都市から移住し、ゼロから工房を作った。実家の工房は家族で運営していたが、提灯づくりに多くの人が携わることを夢みた。そして小嶋庵を立ち上げ。移住してからは祭りや集会に参加し、自分のことを知ってもらった。工房を開放して地元の人を招待し、職人をスカウトしていった。集まったのは主婦たちで、小さな子供がいてもここでなら安心して働けるという。一人ひとりが個性を伸ばしながら、自分でのペースで働ける工房を目指している。
京都・京丹後市の小林さんは移住相談員。市から運営を委託されている丹後暮らし探求舎は移住相談所で、これまで約30組が移住。隣は住民たちが集まるカフェとイベントスペースとなっている。カフェの人気メニューは冬野菜のカレープレートとなっている。
京提灯工房に四尺丸提灯の依頼がやってきた。工房の職人たちの成長を願う小嶋さんには絶好のチャンス。今回は手間がかかっても、みんなに任せることにした。奥井晴奈さんは小さな頃から職人に憧れていたが、母親は機織り職人だった。丹後地方は古くから機織り産業が盛んで、多くの女性達が家計を支えるため担い手となった。母親たちは子育てをしながら、機織りと向き合ってきた。
大提灯仕上げはいよいよ仕上げ。この日は骨組みに和紙を貼る。紙貼りはゆるみすぎても張りすぎてもダメ。奥井さんは小嶋さんのアドバイスで上達していった。小嶋さんが移住してきて2年半あまり。工房には提灯を求めて多くの人が訪れる。
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- 京丹後市(京都)
エンディング映像。
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