- 出演者
- 山田涼介 近藤春菜 syudou
歌手、楽曲、曲の世界観を的確に表現したアニメーションが化学反応を起こすと、大きな話題となる。番組ではボカロP、絵師、歌手をマッチングさせ、次なるヒット曲を生み出す姿に密着する。
原口沙輔は5歳で作曲を始め、15歳の時に新しい地図へ楽曲を提供した。また、東京パラリンピックの閉会式で音楽制作を手がけ、自身初のボカロ楽曲「人マニア」はYouTubeで4400万回を超える再生数を記録している。そんな原口が生み出す楽曲を歌うのはシンガーソングライターの『ユイカ』で、真っ直ぐな歌詞、透き通るような歌声が支持されている。「好きだから。」は10代が選ぶ、憧れ恋愛ソングランキングで1位に立った。そして、楽曲を彩るアニメーションを製作するのは人気イラストレーターのchao!。
山田涼介はDECO*27が作曲した「Letter」をHey!Say!JUMPで歌ったのをきっかけに、ボカロPが生み出す曲を聴くようになったと明かした。近藤春菜は「スッキリ」で16歳だった原口沙輔と共演したことがあり、5年という月日がもたらした変化に驚いたという。
原口は「人生最悪の日」というテーマに則した曲を作ることになった。スマホには歌詞のアイデアをメモし、約10000種類の楽器を演奏できるソフトウェア、ピアノを使ってメロディーを思案する。原口は影響を受けたアーティストに坂本龍一氏を挙げた。『ユイカ』の歌声を聞きながら歌詞のイメージを膨らませ、開始から11時間でデモ音源が完成。翌日、アニメーションを制作するchao!にデモ音源の完成が伝えられた。
イラストレーターのchao!はデモ音源から抱いた印象をメモし、主人公となる少女のイメージが完成した。一方、原口はシンガーソングライターの『ユイカ』と対面し、レコーディングを開始した。
- キーワード
- 坂本龍一
レコーディングは滞りなく進んだが、『ユイカ』はハモリに困惑。「ま」の部分が一般的なハモリのセオリーから外れているだけに音がとりづらく、「ま」に集中しすぎると、次の音が上がりきらない。無事に『ユイカ』はレコーディングを乗り切り、「嘘やろ!こんなハモリ方、聴いたことないぞ」と思っていたことを告白した。
山田は『ユイカ』のように素直には受け入れられず、「デモ音源が間違えているのでは?」と異を唱えるという。また、レコーディング中は違和感が拭えないが、完成版を聴くと、こんなオシャレな音になっているのかと得心がいくという。
- キーワード
- 『ユイカ』
山田涼介、syudouは「クルトラブル」の曲から新しさと同時に懐かしさも感じたといい、近藤春菜は子どもの頃に観ていたアニメを想起したという。さらに山田は感情の機微をうまく表現していた『ユイカ』の歌い方を参考にしたいと語った。chao!は「上手くいかないけど、またトライする」という少女のポジティブな物語に仕上げたといい、「ドラゴンボール」、「らんま1/2」を意識していた。
「うぶごえ」の次回予告。
「クルトラブル」は各種音楽配信サービスで配信中。フルバージョンは番組ホームページまで。さらに踊ってみた動画を日テレ 公式TikTok、Youtubeで公開。