- 出演者
- 野村佑香 洋輔
オープニング映像。
今回のモロッコのフェズ刺繍について教えてくれるのはアタマンチャック 中山奈穂美さん。スタジオには中山さんが刺したフェズ刺繍を用意。1番の特徴は、表と裏がないこと。
フェズは9世紀初頭、イスラム王朝の都として誕生した。建物にはタイルや石膏が使われ、幾何学模様が溢れている。サボテンから取られた繊維で服を作るなどしている。刺繍をする人は減っているが、最近は女性組合なども立ち上げられて刺繍を仕事にする女性が増えてきた。
今回、フェズブルーを使ったコースターの刺し方を教わる。コースターにフェズ刺繍の技術の全部が入っているといえる。刺し方は縦・横・斜めの3種類。ジャバクロスを使い、意図は25番刺繍糸。刺繍枠を貼り、内枠の中央において留め具をつける。中心にまち針を刺し、18目下から針を刺していく。継ぎ糸をして外枠を刺し、裏側を確認する。往路、復路を刺したら糸の始末をする。続いて、中央のモチーフを刺す。右上4分の1、右下4分の1、左下4分の1、左上4分の1の順番に刺す。右上と右下では糸の出方が逆になる点に注意が必要。
フェズ刺繍は基本のモチーフのコースターが作れるようになれば様々なバリエーションが作れるようになる。モチーフの配列を変えただけで違うモチーフに見える点も魅力。ティーマットもモチーフを増やすだけ。使う色を変えればまた違った印象になる。砂漠をイメージした中山さんの作品を紹介。モロッコは自然が豊かで、自然の脅威、たくましい生命力が中山さんの作品の根源になっている。洋輔の作ったコースターもお披露目した。灰色のコースターと赤を使ったコースターで、地のジャバクロスがあるから刺しやすいとした。最後に中山さんの作品を紹介した。
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