- 出演者
- 小林千恵 神田伯山［5代目］
オープニング映像が流れた。
ゲストは講談師の神田伯山さん。現在は新春公演をされている真っ最中だという。きょうのテーマは「大河ドラマ べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」について。
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- 大河ドラマ べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～
「大河ドラマ べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」の主人公は蔦屋重三郎。金なし・親なし・家もなしのこの男が後に喜多川歌麿や東洲斎写楽を世に送り出す、江戸のメディア王へと上り詰める物語。江戸時代中期に蔦屋重三郎は幕府公認の遊郭である「吉原」に暮らしていた。幼い頃は吉原の茶屋の養子となり、この町で育った。案内役を務める傍らには貸本業で小遣い稼ぎ。人気の花魁「花の井」は共に吉原で育った幼馴染である。吉原が苦しい状況となっていて本の序文を平賀源内に頼むこととなり花の井の協力もあり平賀源内を口説き落とした。
神田伯山さんは大河ドラマの特徴でもあるが人々が各々の場所で懸命に生きているなどと話した。ここからは大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」の藤並英樹制作統括も加わって一緒に進めていく。今回の大河トラマの主要な舞台は「吉原」となるが光の部分に加えて影の部分も描いている。
江戸の夢と欲望が交錯する吉原。お金に相当する紙を大量にばらまく場面もある。一方で吉原には悲惨な現実があり、ドラマでは残酷な一面も含めてこの時代の吉原をリアルに描いている。藤並英樹制作統括は光と闇の部分は丁寧に描きたいと思っていると話し、描き方は難しいが史実であったことを描いていけたらいいなどと話した。
花の井は蔦重のお笹馴染だが恋心を抱いているような見せ方に感じたと神田伯山さんは話した。吉原の花魁と吉原で暮らす人は決して恋仲になってはいけないというご法度があるがそうした気持ちが蔦重の中では強く、この後は吉原を何とかしたいという同志として進んでいくという。
今回、語りを務めるのは俳優の綾瀬はるか。また九郎助稲荷の化身として作中にも登場した。時代劇に馴染みのない視聴者の皆さんにも面白いなと思っていただきたく、彼女が今と過去をつなげるキャラクターになれたらいいと考えているという。
きょうは第3回の放送でその内容を少しだけお見せするが、紹介は神田伯山さんにお任せ。出来上がった吉原の案内本。評判は上々、しかし客足が戻るまでには至らなかった・そこで蔦重が呼びかけたのは女郎たち。資金を集めある仕掛けを始めた。それは新たな本作り。咎められても諦めない蔦重。果たして吉原に客を呼び戻すことはできるのか。
神田伯山さんは藤並さんがさっきおっしゃった時代劇の馴染みのない人たちのきっかけになればいいというのが素晴らしい言葉であるなどと話した。
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- 大河ドラマ べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～
「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は毎週日曜日の放送。第3回は総合テレビでは今夜8時。
最後に大河ドラマ「べらぼう」をより一層楽しめるイベントの様子をご覧いただきながらお別れ。東京港区にあるNHK放送博物館では大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」展を来月24日まで開催。会場では番組や人物などドラマをより楽しめるパネル展示や1回目の放送で綾瀬はるかさんが身につけていた本物の衣装を間近で見ることができる。
「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」「NHKスペシャル 秘境ブータン 天空を駆ける」「【夜ドラ】バニラな毎日」「ファミリーヒストリー 藤あや子」の番組宣伝をした。