- 出演者
- 岡部大(ハナコ) 秋山寛貴(ハナコ) 菊田竜大(ハナコ) 立川志らく 春風亭一之輔
甘味かどやで、5人は今川焼を注文。この店は映画の撮影に使われたことがある場所で、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」の舞台にもなっている。映画には出なかったが、是枝監督は今川焼を食べていったという。あんこは北海道産の小豆を約2時間煮込んだ自家製。もちもちの皮と優しい甘さは創業から変わらない味。今川焼の由来は、現在の神田に位置する「今川」で販売されていたため今川焼と呼ばれるようになったと言われている。主に関東地方では「今川焼」、関西より西では「回転焼」と呼ばれることが多い。恒例のサインをしてお礼をしてお店を後にした。
次の場所に行く前にいずみや煎餅店に寄った。
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- いずみや煎餅店
創業130年を超える老舗「いずみや煎餅店」は、1枚ずつ手焼きするせんべいや、揚げ煎餅などが人気の店。オススメはのり巻 煎餅。店主のお言葉に甘えて1枚ずつもらって試食。ここで、煎餅の入っている瓶の名前は何かというクイズを出題。正解は「地球瓶」。
鳥居をくぐって参道にある、一昨年オープンしたナッツ・ドライフルーツ専門店「MUSASHIYA」に訪れた。
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- MUSASHIYA
ナッツ・ドライフルーツ専門店「MUSASHIYA」。元々1845年創業の老舗割烹料亭だったが、一昨年リニューアルし新しいお土産店をオープン。一同は自由に買い物を楽しんだ。
一同が立ち寄った「Photo & Studio 103」ではお宮参り・七五三などこの道50年のご主人に撮影してもらえる。西新井大師の門の前で撮影してもらうことに。
今回は春風亭一之輔、立川志らくと巡る西新井の旅。
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- 西新井(東京)
清水屋で団子をもらった。草団子は煎じたヨモギを病人に飲ませて回復した言い伝えから名物になった。お土産の団子も用意してくれた。日本酒と一緒におでんを味わった。途中、志らくはテレビ出演について立川談志が死んでから「なんで志らくはテレビで売れようとしないんだ」と言っていたのが耳に入り「親不孝した」と思った、たまたま事務所の会長が落語会に来て事務所に入れてくれと伝えたと話した。一之輔は日芸寄席を見に来ていた事務所の社長と会長に食事に誘われ、そこで事務所入りを打診されたと話した。食事を終え、店の人たちと記念撮影をした。食事代までサービスしてもらえた。
西新井大師は開山約1200年で、関東厄除け三大師の1つに数えられる歴史あるお寺。西新井大師にある塩地蔵は、頂いた塩を患部に擦り込み治れば倍の塩をお返しするというもの。また加持水の井戸は西新井という地名の由来にもなっている。弘法大師がこの地に訪れた際井戸水を復活させたが、その時近辺では病気が流行っていた。井戸水を飲むことで病気が治り、この井戸が西の方にあったため西新井になったという。ちなみに十一面観音像と自身の像を彫り、井戸に入れ21日間の祈願を行ったことで水が復活したとのこと。お寺をある程度見て回った後、一行はそれぞれお賽銭を入れてお参り。
お堂の裏側へ御朱印を頂きに行った一行。さらに境内を散策することに。四国八十八箇所お砂踏み霊場は、四国八十八箇所の霊場と高野山のお砂が敷き詰められている。そこを一周することでその御利益が一度に得られるという。一行は「南無大師遍照金剛」と唱えながら一周した。
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- 初穂料高野山真言宗 総本山金剛峯寺
激安惣菜がある関三通り商店街に向かうことに。その間落語家の売れたと思えるボーダーラインについてトーク。志らくさんは「真打ちになったからって食えるわけじゃない。大阪の落語会の方が健康的」という。一方一之輔さんは「なんでこの人生きていけるんだろう?って人結構いる」と話した。そんなことを話しているうちに商店街に到着。
成り行きで立ち寄ったのは「鶏肉屋 竹善」。鶏肉をお店でバラしているため、焼き鳥や惣菜を格安で提供できるという。1本70円で食べられる焼き鳥を各々選び焼き立てを実食。岡部さんは「毎日寄って帰る、こんなん家の近くにあったら」と絶賛した。
5人が訪れたのは大学生スタッフが経営する「駄菓子屋irodori」。宿題をしたり遊んだりするフリースペースも兼ね備えているので、地域の子供達の憩いの場になっている。一行は元気いっぱいの子どもたちと記念撮影をして次の場所へと向かう。
次に5人が訪れたのは「惣菜みやはら」。手作りの惣菜を毎日20種類販売している安さが売りの地域の人に愛されるお店だ。やさいコロッケは48円。チキンステーキは302円。今日の人気メニューは豚の角煮とえびナゲットだという。志らくさんは100g151円の唐揚げを食べて「冷めても美味しい」などとコメントした。
次に向かったのは志らくさんリクエストのオリジナルのだるまが作れる、だるまのペイント体験。到着した「はっぴーだるま工房」は伝統的なだるまから華やかな贈り物用まで幅広く製作販売しており、絵付けの体験ができるという。ペイント体験にはコースが2つあり、1つ目の「デコレーションコース」は出来上がってるだるまの上にペンで描いたりラインストーンを乗せたりするコース。もう一つが「ペイントコース」で、まっさらな何もない状態からペイントを楽しめるコース。今回は全員ペイントコースを選択し、店員の先生に順位をつけてもらうことになった。
岡部さんが作ったのはパリにバスケ日本代表への思いを込めた「ガンバレ!AKATSUKI JAPANだるま」と題しただるま。一之輔さんが作ったのは西新井のどこかにいるであろう「場末のママだるま」。志らくさんは自分を模した「志らくだるま」と題した、表と裏に顔がある二面性をもたせただるまを作り、秋山さんは梨を齧ってダルマ型にしたというコンセプトの「だるまかじり梨」を作った。菊田さんは未来のだるまを想像して作った「未来だるま」となった。先生に1位に選ばれただるまは岡部さんの「ガンバレ!AKATSUKI JAPANだるま」だった。夕食自腹となる最下位は秋山さんの「だるまかじり梨」となった。