- 出演者
- 友利新 八代英輝 土井敏之 大谷昭宏 森朗 松嶋尚美 出水麻衣 江藤愛 恵俊彰 関根麻里 山形純菜 若林有子 高柳光希 古田敬郷 松本若菜 松村北斗
マイナンバーカードの交付枚数が、累計で1億枚を超えた。総務省の発表によると、今月7日時点の累計交付枚数は1億10万8393枚となっていて国民のおよそ8割に交付されたという。政府はカード利用を促進したい考えで、ことし12月にいまの保険証を廃止しマイナ保険証に一本化するほか、今年度中には運転免許証としての活用を目指している。
為替と株の値動きを伝えた。
「方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~」の告知。
TBS NEWS DIGの告知。
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皇居前の中継映像を交えて関東の気象情報を伝えた。
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コメンテーターを紹介。
朝からうだるような暑さとなった東京。梅雨前線が停滞している一方で、前線から離れた太平洋側では夏の高気圧に覆われて、午前中から厳しい暑さが続いている。東海、近畿、九州の9つの観測点では、35℃以上の猛暑日になっていて、予想最高気温は三重県尾鷲や静岡、鹿児島で37℃、名古屋や大分、宮崎などで36℃となっている。気象予報士・森朗は、「このあとは“暑さの質”が変わってきます、ますます熱中症のリスクが高まってきます」とコメント。
静岡・掛川市「eじゃん掛川」によると、掛川市在住の「エコキッズ」さんらが市内でのセミの鳴き声を2007年から15年以上も観測している。ことしは、アブラゼミはまだ鳴いていないが、クマゼミは今月2日初鳴き。アブラゼミの初鳴きは前の年の夏から初冬にかけて気温が高いと早まる傾向があるという法則がある。各地の予報からアブラゼミが鳴き始めるとそうな日を予想した。
神奈川県鎌倉市にある由比ガ浜海水浴場から中継。現在、手元の気温計で29.0℃、湿度81%。由比ガ浜海水浴場は、7月1日に海開きし、BeachSoundなど14店舗の海の家が出店している。
熱中症とみられる人の搬送依頼が相次いだ埼玉県戸田市の消防本部。猛暑が続いたここ数日間は、1日の搬送件数が30件を超えている。きのうは、熱中症の疑いの搬送が今年最多に。救急車が不足する時間帯もあった。きょうも埼玉などで37℃、東京都心でも36℃の猛暑日予想。屋内、屋外と問わず、熱中症の危険性が高まっている。
ひなた在宅クリニック山王院長・田代和馬の紹介。熱中症搬送者、きのう時点1都6県で501人。各地で熱中症疑いによる死亡例も。日本救急医学会が熱中症に関し注意喚起。きのう連日の猛暑を受け、記者会見で緊急提言。日本医科大学・横堀将司教授は、「既に災害を超えた状況、暑さに慣れきっていない猛暑日の中に身を置く時期が一番危ない」とコメント。不要不急の外出を避けるよう注意喚起。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態。屋外だけでなく室内で何もしないときでも発症。場合によっては死亡することも。軽度の症状は、めまい、筋肉痛、手足のしびれ、気分の不快。中等度の症状は、頭痛、吐き気、おう吐、けん怠感、虚脱感→病院への搬送を必要とする。重度の症状は、意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温→入院して集中治療の必要性がある。ひなた在宅クリニック山王院長・田代和馬は、「今年診察した患者の中にはごく短時間の外出で“熱中症”になったという人が複数いた」とコメント。エアコン不使用で、自宅の温度が高く重症になったケースも。ひなた在宅クリニック山王院長・田代和馬は、「熱中症患者のほとんどがエアコンを使用していない、“エアコンが嫌い”“今まで使わなくても大丈夫だった”と話す人が多い、またエアコンを買い替える経済的余裕のない人も一定数いる」とコメント。
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THE神業チャレンジSPなどの番組宣伝。
昨日、都議会の各会派に挨拶まわりを行った小池都知事。表立って応援しないステルス支援に留めた自民党からは、大きな拍手で出迎えられた。小池氏の勝利に安堵する自民党。しかし都議会議員の補欠選挙では衝撃的な結果が。自民党は8つの選挙区に候補者を擁立し、連日、党幹部らが応援に駆けつけて派閥の裏金問題について謝罪するなど力を入れていたが、2勝6敗と惨敗した。自民党・中堅議員は「自民党の看板では戦えないことが明らかになった。競り負けたところは裏金問題がなければ勝てたはずだ」と話す。選挙前、岸田首相は「都議補選の結果は国政に影響を与えない」との認識を示していたが、裏金事件による自民党への逆風が改めて浮き彫りになった都議補選。9月に予定される総裁選で新しい顔を求める声が一段と強まりそうだ。
都知事選と同日に行われた東京都議の補選では、9つの選挙区で補選が行われた。自民党は8つの選挙区で候補者を擁立したが、2勝6敗と惨敗という声が上がっていて、選挙前の5議席から2議席に減った。都議補選は与野党が痛み分けとなった中、都民ファーストの会は3議席を獲得した。自民党からは「結局、小池氏の独り勝ちだ」との声も上がる。
自民党では主な選挙で負けが続いている。6月27日に自民党・石破元幹事長は「都議選の勝敗というのがこれからいつかは行われる。衆議院の先行指標になると思っている。地方で負けて東京でも負けるとなると、本当に党の立て直しっていうのが物凄く急務であり、重大な課題になる」と話していた。自民党は今回の補選の8選挙区で候補者を擁立し、うち6選挙区で与野党対決となった。勝敗のラインは4勝以上とし、自民党幹部は「都知事選より党勢が反映される」と都議補選重視の姿勢を強調した。都議会の勢力図を見ると、欠員が生じる前は自民党が5、都民ファーストの会が2,無所属が2だった。なぜ勝敗ラインを4勝に設定したのかについて星は「都民ファーストの議員の参院選からの出戻りもあり、低く見積もって4勝としたのでは…」と指摘する。
4勝を目指して自民党幹部らが応援に入り、国政選挙さながらの態勢で支援を呼びかけた。萩生田光一都連会長は「逆風の原因を作った1人として、改めて市民の皆さんにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げたいと思います。自民党が憎ければ都議候補まで憎い、これは八王子のためにはならない」と演説したが、萩生田氏の地元・八王子市などで敗北した。結果を受けて萩生田都連会長は「自民党に対する逆風があり、原因を作った1人としてお詫びからの選挙だったが、差を縮めることが出来なかった」と話す。岸田首相も「結果については真摯受け止め、今後に生かしていかねばならない」と話す。佐藤は「既成政党への不信感が表れた。勝ったのは都民ファーストの会や無所属、立憲や維新もふるわなかった」と指摘。星も「接戦の選挙区もあったが、有名議員の応援がマイナスに働いたのでは。4勝を大きく下回り、岸田総理の総裁選戦略も厳しい情勢に」と指摘する。TBSスペシャルコメンテーター・星浩、毎日新聞論説委員・佐藤千矢子による解説。
今回の都議補選は、各選挙区の当選者が衆院小選挙区と同じく1人だけで党勢を測る指標となるとみられる。その中で「党員資格の停止処分」を受けた下村博文元文科相の地元・板橋区では、自民党の河野雄紀氏が勝利した。内訳を見ると、自民党の得票率は36%で、野党候補が複数立った構図が自民党にプラスに作用した面もある。もう1つの注目は自民が負けた一騎打ちの足立区で、立憲民主党の銀川裕依子氏がギリギリ勝った。自民・公明が強いが立憲候補が一騎打ちで勝利したのは、島根の補選が再現された形。
今回の都議補選を受けて、自民党の中からは平沢勝栄元復興相は「大惨敗だ。党の土台の抜本的な変革が必要だ」と話した。また自民党のベテラン議員も「都議補選で4勝以上という控えめな目標さえ達成出来なかったのだから、衆院選の苦戦は必至だ」と話す。都議補選は各選挙区の当選者が衆院小選挙区と同じく1人だけで党勢を測る指標となるとみられる。昨日、BS番組で石破茂元幹事長は、安易に総理の責任に結びつける考えにくみしないと強調した上で、「自民にノーが突きつけられたならば、国政選挙並みに反省しないと、衆院選はどうなるか本当に分からない」と危機感をあらわにした。
過去の2009年7月の「東京からの政権交代」と当時の民主党が訴え、自公がは過半数割れした都議選の翌月の衆院選では、当時、麻生総理だった自民党が政権交代になった。今回の都議補選の結果次第では、自民都連所属の閣僚経験者も「大敗となれば総理はもう立っていられないだろう」と話す。自民党内での厳しい声として安倍派の大西議員は「自民党に対する厳しい批判は明らか。岸田総裁は辞職し、新しい総裁を9月に選ばなければいけない」と話す。また茂木派の笹川衆院議員も「トップがけじめをつけないと、党再生の第一歩にはならない」と話す。