2024年10月29日放送 11:30 - 11:54 NHK総合

ひるまえほっと

出演者
古谷敏郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と古谷アナのあいさつ。

(各地の話題)
千葉放送局 生きがいの街頭紙芝居 これからも

街頭紙芝居の話題。紙芝居師の関嘉民さん。千葉・習志野市を中心に年50回以上、ボランティアで上演している。関さんが大切にするのは子どもたちとのやり取り。30年程前、街頭紙芝居を偶然目にしたのをきっかけに自分でも活動を始めた関さん。その時の興奮を今でも覚えている。もともと劇団員だった関さん。同じ芝居の世界にどんどん引き込まれこれまで80作以上の紙芝居を手がけてきた。同じ劇団で脚本家として活動する妻の知磨子さんがその一部のストーリーを考えている。中でも子どもたちに人気なのは「首地蔵」。男の子が誤って地蔵を壊してしまい、恐ろしい目に遭うというストーリー。絵も知磨子さんが描いている。しかし7年前、関さんに食道がんが見つかる。手術は成功したものの、声が出にくくなった。この時も関さんを支えたのは妻・知磨子さんだった。当時、病院に飾ってあった七夕飾り。一日も早く回復するよう願って知磨子さんが描いた。そして復帰を果たした関さん。元気でいるうちに紙芝居の担い手を増やしたいと、この日初めて地域の人を対象に街頭紙芝居の体験会を開いた。関さんにとって、どんな時にも生きがいだった街頭紙芝居。これからもその楽しさを伝えていく。今後、未就学児に向けた紙芝居の上演会も予定していて、そこには楽しく言葉を覚えてほしいという願いがある。

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さいたま放送局 “ドリフト競技” 世界で活躍する中学生

ドリフト競技の世界最高峰、フォーミュラドリフト。正確に車をコントロールすること、そして横滑りした時のスピードなど迫力も勝敗のポイント。およそ半年にわたり全米8か所で開催される人気のモータースポーツ。大会に今年から参戦した日本人がいる。プロドリフトドライバー・箕輪大也さんは中学3年生。中学生ながら高度な技術で2度表彰台に立つなど、瞬く間に世界のトップクラス入り。早くも現地の観客たちの心をつかんでいる。小さいころから車が好きだった大也さん。ドリフトを始めたきっかけは元プロドリフトドライバーの父・慎治さんへの憧れからだった。米国と日本を行き来する大也さん。拠点は父が経営する埼玉・所沢市にある自動車整備工場。中学生の大也さんが安全に、高いパフォーマンスを発揮できる秘密。それはシミュレーターマシンでの練習にある。毎日2時間の練習を欠かさない。母・昌世さんも現役のプロドリフトドライバー。自身も国内の大会に参戦しながら、米国で戦う息子をサポートしている。一番近くにいる母親と共に成長すること、これが大也さんの飛躍につながっている。母親にアドバイスすることで自分自身の考えの整理にもつながっている。親と子で教え合い高め合う日々。昌世さんも大きな充実感を感じている。この時点で年間ランキング4位につけていた大也。最年少での年間の表彰台に立つため、この日も練習へ。家族一丸となって挑む。大也さんは米国でのこのシリーズの戦いは終わった。初参戦にして年間ランキング4位。惜しくも年間の表彰台には届かなかったが、初参戦した選手で最もランキングが高かったルーキーオブザイヤーを受賞した。

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フォーミュラ・ドリフト所沢(埼玉)箕輪大也那須塩原(栃木)
横浜放送局 秋の横浜 山手の洋館を巡る

横浜市中区の山手地区。1859年の開港後、日本に来た外国人の住宅地として発展し洋館などが立ち並んだ。しかし関東大震災で多くの建物が倒壊。現在、横浜市はかつての歴史や景観を守ろうと建物を移築するなどして保存し、明治から昭和の初めごろの7つの洋館を無料で公開している。山手の洋館に携わっておよそ20年。外交官の家館長・五十嵐貴子さんに案内してもらう。94年前に建てられたベーリックホール。英国人貿易商・ベリックさんの邸宅として建てられた。壁にあるものは呼び鈴。配膳室には呼び鈴を押した部屋を知らせる装置が今もなお残っている。この建物はその後、インターナショナルスクールの寄宿舎として40年以上使われた歴史もある。続いて訪れたのは山手234番館。扉が4つあるこちらはアパートとして建てられた。キッチンにある縦長の扉にはアイロン台が入っている。横浜市イギリス館は英国の総領事公邸として建てられた建物。地下は外と繋がっている。山手111番館は米国人・T.M.ラフィンさんと日本人の妻・ミヨさんの息子の邸宅。お茶や食事を楽しむことができる。ソフトクリームに添えられた“バラ”は「白あん」でできている。

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トーマス・メルヴィン・ラフィンベーリック・ホール中区(神奈川)外交官の家山手111番館山手234番館横浜市イギリス館
かんたんごはん
サンラータン風もずくスープ

料理研究家・柳澤英子さんが「サンラータン風もずくスープ」の作り方を紹介。材料:もずく酢(市販品)、えのきだけ、生しいたけ、ねぎ(青い部分)、溶き卵、顆粒スープの素(中華風)、塩、こしょう、水、ラー油。

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ひるまえ通信
ひるまえ通信

視聴者から届いた彼岸花などの写真を紹介。

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彼岸花
(エンディング)
次回予告

「ひるまえほっと」の番組宣伝。

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