- 出演者
- 加藤紀子 宮崎由加 南波雅俊
給食事業を展開しているのはLEOC。千代田区に本社を構え従業員数は2万5250人で豊洲市場で行われるマグロの初競りで三年連続で一番マグロを落札したONODERA GROUPのグループ企業。給食事業は学校給食だけでなく、病院や高齢者施設、保育園や企業などにある社員食堂など。クライアントの契約に基づいて食事を提供する事業のことで全国2800箇所で食事を提供している。LEOCの田島利行は病院のコンサルをしていた頃は病院給食は早い、冷たい、美味しくないと言われていた時代で病院給食を美味しくしたいという思いで、創業したと言う。当時は北海道だけで事業を行っていたが徐々に事業を拡大。売上高1040億円となり業界を牽引している。コロナ禍では休業や閉店に追い込まれた学食や社食の報道もあったが、テレワークが進み社食の売上が減少したという。LEOCは社員食堂や学校、保育園と高齢者施設、社員食堂・学校・保育園と3つの業態が均等にバランスよく運営できていたという。社員食堂で下がった売上を他の業態の新規オープンでカバーし売上を前年比100％で維持することができたという。全国2800箇所で様々な場所で事業展開しているからこそだというが、その成長戦略を紹介。
LEOCの田島さんは、給食事業をコントラクトフードサービスと呼び、食事提供する事業が他の法人にある食堂を委託契約しを受けて運営するという。またそれぞれの事業所で違う料理を提供しているというが、保育園では離乳食、高齢者施設では介護職などそれぞれのプロがいて各クライアントに合わせて料理を作っているという。また総従業員数は2万5000人で、調理師は6300人。管理栄養士と栄養士は4000人ほどいるという。LEOCが業績を伸ばし続けられる理由を紹介。1つ目はオーダーメイド型の食事提供。調理師の市川貴史さんが担当しているのはセガサミーホールディングス内の450人が利用可能の巨大な社員食堂。食堂にはダーツやビリヤードも。営業時間は午前11時30分から午後2時までで夜6時から8時半まで。調理師4名で管理栄養士1名を中心に20名で切り盛りしているという。セガサミーホールディングスはLEOCを選んだ理由には試食会や提案の中で独自性と実現性が一番特出していたという。クライアントからのどんなオーダーにも応える食事提供が決めてになっていた。そのオーダーには従業員の満足度をあげることやコラボメニューを月に1～2回お願いしているという。社員もこのイベントを楽しみにしているという。また環境に優しいメニューの開発や、AIシステムを導入し、廃棄コストやCO2の排出量を算出する。田島さんはこれまでに作ったコラボメニューを紹介し、老人ホームでは自分の家庭料理を再現してほしいという要望もあったという。
LEOCでは2ヶ月に一度勉強会を開催し選抜された調理師の責任者を集めて情報共有や、日々進化する調理法の伝承を行っている。さらに自作の新メニューを持ち回りで提案。評価が良ければメニューに採用される可能性も。統括する吉村康之さんはモチベーションが上がるイベントだという。しかしプロフェッショナルが集まる中で厳しいダメ出しも行われるが、厳しくしていくことでより成長していく大事なきっかけになるという。
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LEOCの給食業界の一番の課題は人手不足だという。ベトナム出身のトランカオテーさんは老人ホームで調理を担当している。出社するのは朝5時半で60人分の料理を作っているという。LEOCではフィリピンやミャンマーで人材育成も。ONODERA GROUPが運営する学校で日本語の授業や実技授業のカリキュラムが受けられる。試験に合格し資格を取得。面接に合格すればLEOCに入社ができ全て無償だという。田島さんは海外人材については1200人海外の人が働いており、毎年500人から1000人ほど今年から採用していく計画だという。
ふるさとの未来の次回予告。
エンディング映像。が流れた。OCHA NORMAのちょっと情緒不安定？…夏が流れた。
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