- 出演者
- 加藤紀子 渡部峻 宮崎由加
日本体育大学は1891年に日高藤吉郎が創設した。日本初の体育大学で体育学部やスポーツ文化学部などがあり学生数は7753人。在校生や卒業生、教員など日体関係者が獲得したメダル数は144個に。日本人がこれまでに獲得した総数は570個で四分の1をしめる。日体大の使命はスポーツ指導者の養成やアスリートの育成だけではない。学長の石井さんはスポーツは昔するものだったが、スポーツをする、見る、支えると言った関わり方が提示されてきたという。日体大にはスポーツに関してありとあらゆることを学べる環境が整っている。キャンバスには体育館16個あり、様々な競技に打ち込むことができる。充実の機材が揃ったジムもあり、教員を目指す学生には音楽室や、小学校教員の場合は自治体によってピアノの試験も。他にも筋肉の形状などがわかるMRI室など最新の設備の完備。また食事の面でも学生をサポート。学食には日体大名物のメガ盛りメニューが存在する。
日本体育大学では給食事業を展開するLEOCが食堂を運営している。LEOCの代表の田島さんは、メガ盛りメニューを作った理由には学生がアスリートなので安くてボリュームのあるメニューを希望しててそれを実現して上げたいと思ったという。また日体大の象徴になるようなメニューを提案しようと採用したという。また、ヘルシーメニューもあるという。学長の石井さんは大学のマスコットキャラについてはレオ丸くんという名前で、キャラを作ろうという動きが2005年ほどにあり、在籍していた学生なども含めてした所、吠えるライオンが採用され、大学ではそれ以降ライオンが主要なキャラクターになったという。また世界的に強いアスリートをがいる理由については指導者が良いという点で、近年スポーツが色々な形で世の中に出てくるその背景には選手だけでなく、支える人たちの存在がものすごく大きいという。日体大には様々な運動部が存在し55団体あるという。人気のある部は部員は200人以上になり、試合に出られない部員もいる。石井さんはここに来た学生は強い選手だが、全国から集まると、この人には勝てないという壁にぶつかった時に違う選択肢を選ぶこともあるという。選手を引退し、チームを支える選択をする学生もいるという。部員が3番めに多いのが硬式野球部で296名の部員がいるという。日本ハムの矢澤宏太選手を排出するなど強豪チームの1つ。しかしベンチ入り出来るのは25名で9割以上の部員が公式戦に出場することはできない。硬式野球部には変わったシステムがあるという。
日体大の硬式野球部には296名の部員がいる。その中でベンチ入り出来るのは25名。9割以上の部員が硬式戦に出場できない。しかし野球部には変わったシステムがあるという。監督の古城さんは入部テストはなく、全員を受け入れることにしているという。その代わりに一定のハードルがあり、2年の春のリーグ戦まで練習をし、3軍からスタートし2軍を目指す。3年の春まで活動し、1軍を目指し、達することができなければ大学野球のレベルでは選手としては厳しいと判断し、目指す道を切り替えてもらうという。日体大カットラインと言って、目標に到達できなかった選手は引退しなければいけず、練習にも参加できない。しかしその学生が野球部を支える側に周り、野球に関わる全ての分野の部署を作り、運営していくという。また選手引退を言い渡されても退部する部員はほぼいない。佐竹さんもその一人で選手のトレーニングメニューを決めるなどの立場に。今は高校野獣の監督をしたいと考えているという。またマネージャーを統括しているのは四年生の角田さん。野球部の窓口で席にのあるポジション。電話対応や目上の人との接し方など社会に出ればそのまま通用することばかりで今やっていることには感謝しか無いという。
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公式戦が行われていたこの日、パソコンをセッティングしていたのは四年生の古城さん。試合前にリーグ戦の配信の準備をしていた。その様子はプロ野球さながらで情報スーパーやスイッチングまで行う。また実況なども行いこの配信業務が将来の夢に繋がっている。石井さんは大学では運動部の入部は必須か?についてはそんなことはないというが支えていく側は所属していなくても別の学びで支えていく側になるのもありだという。
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ふるさとの未来の次回予告。
エンディング映像。モーニング娘。’23のWake-up Call~目覚めるとき~が流れた。
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