- 出演者
- 駒田健吾 加藤紀子 川名凜(アンジュルム)
オープニング映像。
日本全国の空き家の件数は900万戸。7戸に1戸が空き家と言われるほど、大きな社会問題になっている。都内の空き家数も90万戸あり、今後も増え続けると予想される。こうした日本の空き家問題に取り組んでいるのは2009年に創業したジェクトワン。総合不動産会社として、幅広く事業を展開。代表の大河さんは、アキサポというサービスについて、空き家は主に売却か解体の2択と考えられていたが、空き家の活用という第3の選択肢を生み出すことに。アキサポに任せることで負の遺産だった空き家が再生され、コスト手間がかからずに管理までしてもらえる。 また有効活用すれば一定の賃料が入り、資産価値もあがりメリットは大きいという。
アキサポ事業発足後に最初の活用事例にあった第一号の物件は、長屋の真ん中で、所有者が売却したくても両隣がしたくないと、そこだけ売却するわけにはいかず相談が舞い込んだ。8坪ながらバル&カフェとなったその店は多くのファンに愛された店に。大河さんは空き家が増えているという現状に店にしたいという思いが強く、それが第三の価値をもたらすと答えた。その後店主の都合により空き店舗になる予定だったが、すぐに利用者がみつかり、現在のBAR 坂道と契約できた。店主の土屋さんは、初期費用を抑えたいという思いがあり、入った時にはカウンターがあり、汚れも少なく、ほとんどお金をかけずにスタートができたという。
次の物件は神奈川県川崎市にある産前産後ケア施設のあゆむ庵。この物件は所有者の両親が地元・富山から木材を運んで建築し、思い入れがあるために売却はせずに、地域のためになにか有効活用をできる方法を模索しアキサポに問い合わせたという。再生にあたっては古民家の佇まいをのこしながら、すべての畳の張替え、外壁を減らして駐車場を設置した。さらに、水回りを中心に古くなった部分を一新。賃貸住宅の予定を変更し、産前産後ケア施設となった。運営する木村里美さんは母体が訪問看護をしており、産前産後ケアをしたかったが、戸建てがいいと探していたという。すでにリノベーション済みで畳や水回りがキレイだったことが利点だと感じたという。どうしてもこの物件がいいと、交渉したと答えた。
アキサポの活用例の中でも大注目に宿泊施設がある。築115年の京町屋を一棟貸し宿泊施設に再生した「ANJIN Gion Shirakawa」。外国人観光客の多い京都ともあってまたたく間に人気となり、ANJINブランドの第2弾としてANJIN Gosho Ebisugawaが完成した。この住宅を担当した武井さんは面白い活用をしてほしいとの依頼があったというが、インバウンド需要にマッチしていると感じたので、所有者との話し合いの結果宿泊施設になったという。住み替えに伴い、5年ほど空き家になっていたこの物件は和とモダンのイメージのラグジュアリーな空間に。家の持ち主の高橋さんは家族としてあの家を残したいと考えたが、プロに任せたほうがいいと思ったという。
アキサポは昨年に第5回日本サービス大賞の国土交通大臣賞を受賞。アキサポ事業は行政からの注目度も上昇している。大河さんは空き家を活用されるのが当たり前の世の中に変えていきたいと今後の展望を語った。
大河さんは今ではアキサポの問い合わせも多いが当初始めた頃は自分たちで空き家を探しにいっていたという。それではだめだったと答え、自分たちがリノベーションし、良い物件にしたものを宣伝すればいいと、今につながったと答えた。また空き家のコタエというサイトを展開しており、自分の空き家を簡易的に調べることができるサービスを今年2月から始めたと答えた。さらに展望には日本一不動産を最適化できる会社になりたいとした。
川名は今回の感想に未来の明るくなるような取り組みと感じたと答えた。
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