- 出演者
- 木村拓也 宮司愛海 広瀬修一 矢澤剛 小山内鈴奈 青井実
年金生活の誤算2つ目は想定外の誤算。80代の女性は孫婿と孫の3人暮らし。年金額は1か月約12万円。63歳のとき、娘がくも膜下出血で帰らぬ人に。葬儀代は思わぬ金額になったという。
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- くも膜下出血
浅草の銀行で年金を下ろしていたのは俳優業をしている高野さん。年金額は1か月6万5000円。年金と俳優の仕事だけでは生活できないため、アルバイトは欠かせないという。過去にはある作品のギャラ30万円が支払われないトラブルに見舞われた高野さん。それが原因で30年連れ添った妻と離婚することになってしまったという。
誤算だらけの人生を送ってきたという女性も。年金額1か月8万5000円の86歳女性。番組ではこれまで女性の年金生活を度々取材してきた。女性は結婚詐欺に遭い、家賃を3か月分滞納中。支払期限が迫っていた。女性は何度もお金を貸してくれた妹を頼ろうとしたが、妹の旦那さんから結婚詐欺に遭ったことに対して「バカ女」と言われた経験から、妹の旦那さんの姿を見るなり引き返してきてしまった。年金支給日前日には部屋のことで区の担当者が訪問。このまま強制退去になった場合に備え、別の施設への転居を勧めるものだった。そして、年金支給日。振り込まれた年金2か月分から家賃の一部を支払った。残っている家賃については今年中に何とかしたいと話した。
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- 備蓄米
年金生活の誤算3つ目は病気。1人暮らしの80代女性。年金額は1か月6万円。数年前に突然、脳血栓で倒れたそう。88歳のシャンソン歌手・えつこさんの年金額は1か月15万円。去年6月、ステージ上で倒れ、大動脈解離に。集中治療室で10日間、生死をさまよったという。
年金生活の誤算4つ目はそもそも年金が少ない。70代の元金融関係の仕事をしていた女性の年金額は1か月約4万6000円。正社員として15年間、厚生年金の保険料を納めた。国民年金をかけていた時期にがんを患い、治療費が高額で国民年金の保険料を満額納められなかったという。浅草で出会った66歳の男性の年金額は1か月4万5000円。東家恭太郎という名前で浪曲師をしている。年金の保険料を十分に払えなかったため、年金額が低い。浪曲師としてのギャラは、この日は2000円。生活のために介護士としても働いているという。