- 出演者
- 遠藤玲子 木村拓也 丸田絵里子 広瀬修一 竹俣紅 青井実 宮本真綾
年金世代から伝えたい備えは、お金をためること。老後に必要な資金としてよく言われてきたのが2000万円。物価高の今の時代でも大丈夫なのか。持ち家でも老後2000万円だとぎりぎりと話す人もいた。なぜそんなにお金が必要なのか。70代で老人ホーム勤務の女性の年金額は1カ月約17万円。女性は、自身が勤める有料老人ホームの1カ月の料金について最低で30万円はいくなどとコメント。入居時には頭金が必要な場合も多く、蓄えは必要。蓄えはどうやってつくるのか。街頭インタビューでは給料から一定額を貯金する天引き貯金をあげる人がいた。80代の男性税理士が20代の頃から続けているのが投資。年金額は1カ月約10万円。仕事柄投資を学ぶようになった。利益に対して税金がかからない新NISAがおすすめ。70代のビルのオーナーは人脈づくりがなによりも大切だと語った。
老後の蓄えに加え娘からの信頼まで失ってしまった88歳、シャンソン歌手のえつこに話を聞いた。年金額は1カ月15万円。30年前、夫の遺産3800万円をめぐるトラブルがあった。友人の紹介で、ある男性に3800万円全額を貸したところ、戻ってきたのは700万円だけ。一番の後悔は一人娘に対して1円もやれなかったこと。えつこは許されないことなんどうろうななどとコメント。60代の娘はパートを掛け持ちし生活に余裕がないため、母が失ったお金があればと思うそう。母について娘は、たぶん許してないなどと話したが、母のコンサートには毎回かけつけ準備を手伝っている。
現役世代が聞きたい年金世代が伝えたい備えを街頭インタビュー。70代の男性が若い頃にやっておけばと後悔するのは、保険料未払いがあったこと。まさか年金ゼロ円とは思わなかった。こうしたお金の管理は家族を巻き込むこともある。俳優の淡路恵子の長男、65歳の島英津夫を淡路の命日から12日後に取材。現在の生活苦の原因は母のお金の問題だった。バラエティ番組では毒舌だった淡路だが、個性的な演技で和製マリリン・モンローとも称され、80歳で亡くなった。
淡路は20代で松竹の看板俳優になり、フィリピン人歌手のビンボーと事実婚。英津夫と2人の子どもを産んだ。30代のとき歌舞伎界の大スター萬屋錦之介と結婚し、芸能界を引退。1982年に最初の金銭問題が起きた。萬屋の個人事務所が10億円以上の負債を抱えて倒産。連帯保証人だった淡路は借金返済のため六本木のクラブで働いた。英津夫は淡路について、いろんなところをほぼ毎日飛び回っていたなどとコメント。借金返済、萬屋の難病の世話など尽くしてきた淡路だが、萬屋の浮気が原因で離婚。ハワイで子供たちと新たな出発を誓った。1987年に淡路は、自分が一番幸せになる道を選びなさいって子供達がみんな言ったなどとコメント。20年ぶりに俳優に復帰した矢先またもお金の問題が発生。2004年、淡路が留守中のマンションに家族が侵入し逮捕された。家族の更生を願い自ら通報。被害額はブランド品など数百万円。波瀾万丈の人生を歩んできた淡路は2014年1月11日、食道がんのため死去。この後すぐに英津夫が直面したのは母が残した未払いの入院費約1600万円。
相続問題は現役世代が親になかなか聞けない話題。70代の元大手道路会社は親の遺産に救われたという。50代の頃にリストラされ、生活を支えたのは親からの遺産。今不安なく生活できるのは親のおかげ。一方で有名俳優の息子として波瀾万丈の人生を歩む島英津夫は、生命保険とどのくらい貯金があるのか親が亡くなる前に絶対に聞くべきなどとコメント。淡路は生前に起きた数々の問題で子供にお金を残せなかった。淡路の死後すぐ英津夫に誤算が生じた。最初の誤算は貯金がなかったこと、生命保険に未加入だったこと。葬儀のあとに初めて知った。英津夫は病院から入院費未払いで告訴された結果、2年前に自己破産。淡路の墓は今も建てられていない。萬屋と同じ墓地に自分の墓を建てるつもりだったが管理費が途中から未納になっていた。英津夫はいつか小さいお仏壇を買おうかななどとコメント。
