2024年2月6日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

クローズアップ現代
AIが病を発見!?医療AIで患者の命を救えるか

出演者
桑子真帆 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

AIが病を発見!?医療AIで患者の命を救えるか
医療AIが病を発見!?命を誰に預ける?

AIが臨床データを大量に読み取こんで学習し特定の病気である可能性などを判定できるようになってきている。長崎県五島列島の病院ではAIを導入し負担の軽減や治療の質の向上を図っている。がんの治療の最先端でもAIの研究が進んでいる。AIが注目するのは周囲と比べた際のがん細胞の形の違いや歪みという。また、山形県の診療所では患者が診察室に入ると医師のパソコンにすでにかかっている可能性のある病名が表示される。

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医療AIの活用進む どこまで何ができる?/そのリスクは?

生成AIは膨大なデータを学習することで指示どおりに新たな文章や画像を生み出す人工知能 。医療AIは専門性の高い病院が今までできなかったことを突き詰めていったり、医師の専門外の部分をパートナーにし拡張していくこともできる。また、デメリットもあり注意して向き合うことも重要という。

アメリカの医療AI イノベーションを起こせ

アメリカではAIの能力向上が国民の安全に影響を及ぼすとして、バイデン大統領は新たな基準を設けるよう求めた。予測医療のもとになるのは1億人分の患者データという。AIを使って新薬の開発を目指すことには1000億円もの資金が集まっている。

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日本の医療AI 優先すべきは安全性

日本ではAIの安全性を高める取り組みが進んでいる。医師はAIに学習させるデータの質を問いかける。現在読み込ませているのは日本内科学会に提出された症例報告7万件で希少疾患や難病などの医師が一生に一度出会うか出会わないかのケースも含まれる。

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日本内科学会
医療AIの開発加速 どう使いこなすか

アメリカではAIに学習させるデータそのものがAIが作り出したものもある。AIでは今までできなかったことができるようになり、過信が生まれたり盲信していまうこともある。これまでは病気になってからの医療だったが、これからはAIにより病気になる手前から明らかにすることができる。

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医療AIの模索続く 問われる医師の役割

4年前からAIを導入してきた医師はより自分の目を養う必要性を若手の医師に教えている。AIとどう付き合っていくべきか、今後医師の役割とは何なのかを考え続けている。

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五島(長崎)

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