- 出演者
- 桑子真帆
(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
どうなる被災後の“お金” 能登半島地震 くらし再建の壁
家も仕事も失って…収入ゼロの被災者は今
輪島塗漆器店を経営していた男性は店と自宅を兼ねていたビルが火災で消失した。男性は仮設住宅に住み、行政からの支援金は被災者生活再建支援金が75万円、義援金が25万円。支援制度のハードルに躓く人も出始めている。最大300万円の追加の交付金は一部損壊は対象外となる。なりわい再建補助金は復旧費用の3/4を補助する制度だが申請には壁があるという。インフラの復旧は長期化し再建計画は立てられていない。
4万件の相談から くらし再建を提言
住まいへの支援を受けられないことの解決策は被害認定の再調査や義援金の傾斜配分など。被災ローン減免制度はブラックリストに登録されず手元に最大500万円を残せる。
涙と笑顔の朝市復活 後押ししたのは…?
金沢では出張輪島朝市が開かれた。海産物加工販売店店主の女性は加工場が倒壊し数千万円の事業ローンが残っている。金沢の漁協や企業が場所や設備を無償で貸してくれることになり県の補助金も活用した。出張輪島朝市では観光客で賑わっていた頃の売上があったという。
被災後のくらし再建 「人・生活」の視点
出張朝市は金沢の企業・団体などが会場・設備・ボランティアで共助、石川県や金沢市が補助金・臨時バス・PRで公助したという。
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- 金沢市(石川)
箸づくり 事業再開へ 小さな一歩
工場が全壊した箸職人の男性は空き倉庫を訪れた。男性は震災後にはじめて箸作りを行うことができた。事業の立て直しにはまだいくつものハードルがあるという。