- 出演者
- 瀬戸康史
オープニング映像。
サルバドール・ダリのトゥロン。ダリはシュルレアリスムを代表すスペイン画家。長い間アメリカとスペインを行き来していたが、クリスマスをが近づくと故郷でクリスマスを祝う御菓子「トゥロンん」を買い求めた。トゥロンの生地は焙煎したアーモンドをハチミツなどと混ぜて作る。ダリが好きだったトゥロン・デ・ヒホーナは、すりつぶしたアーモンドを使っていて、ホロホロ濃厚な味が癖になるという。
瀬戸康史が「トゥロン」を作る。アーモンドパウダーをバットに広げ、180度で7分ローストする。きつね色になったら、途中で取り出して混ぜる。鍋でハチミツを沸騰させ、グラニュー糖と砂糖を加える。メレンゲを作り、ハチイツ、アーモンドパウダーを加えて混ぜる。型に入れ、冷蔵庫で一晩冷やす。
サルバドール・ダリは1904年スペイン・フィゲラスに生まれる。ダリはすでに亡くなっていた兄の名前をつけられ、5歳でそれを告げられると死への恐怖を抱く。癇癪持ちの父を嫌悪し、すべての災難から自分を守ってくれる母を愛するという、屈折した親子関係も生まれた。ダリは幼い頃から絵の才能を発揮したが、17歳のときに母が病死。ダリは大きな衝撃を受ける。18歳のときにはトゥロンを囲んで笑い合う家族の情景を描いた。
瀬戸康史がダリが好きだったクリスマスの「マサパン」を作る。アーモンドパウダーと粉砂糖をふるう。卵白を入れて混ぜて、練って固める。表面に卵を塗り、180度で10分焼く。
20世紀で最も多彩と言われたダリは水着、ジェリー、家具などもデザインした。あの世界的に有名な飴のパッケージもデザインした。
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- サルバドール・ダリ
ダリの代表作「記憶の固執」。この作品には兄と母の死がダリの心に刻みつけた死への恐怖が表現されているという。ダリは25歳のときに10歳年上のガラと恋に落ち、駆け落ち。ガラはダリにとって亡き母の代わりに自分を守ってくれる存在だったが、次第に2人の心はすれ違う。ダリは理想のガラをキャンバスに描き続けた。
エンディング。
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