- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
ゴールデンウィーク初日。東京・浅草は外国人観光客で賑わっていた。円安を背景に先月の訪日外国人旅行者は308万1600人と過去最多を記録。インバウンド需要で百貨店の業績は好調。高島屋の営業利益は459億円と過去最高。火曜日に開店した「シックスセンシズ京都」は日本初進出の英ホテルで、1番安いホテルでも1泊約17万円。京都では高級ホテルが開業ラッシュ。京都市の宿泊料金(メトロエンジン調べ)は1泊平均4万5200円とコロナ前から1.7倍。歴史的な円安は日本人のGWの過ごし方にも影響。国営ひたち海浜公園では530万本のネモフィラが見頃を迎え、駐車場には関東近郊からの大型バス。円安・物価高を背景に近場で過ごす人が増えたとみられる。2010年代初頭は“超円高”時代。
田村真子が防災備蓄をするよう呼び掛けている。
金融政策決定会合では短期金利の据え置き、長期国債の買い入れ継続が決定。植田和男総裁は「当面は緩和的な金融環境が継続する」と発言。日米の金利差が続くとの見方が広がり、円は158円台まで急落。みずほリサーチ&テクノロジーズによる今年度の負担増(食料、電気・ガス、その他)を紹介。食料は4万3115円増加。電気代やガス代などは5月に政府の負担軽減策が終了する事もあり1年で3万5728円。その他の出費で2万6664円が増えるため合計10万5506円以上の負担となる。竹下隆一郎は「日銀としては為替の動きに影響されるのではなく、賃金と物価のサイクルだけを注目している」などとコメント。薮中三十二は「1人あたりのGDPを見るとアメリカが7.6万ドル、イギリスとドイツが4.5万ドル、日本は3.2万ドルで台湾と韓国に追い抜かれる。」などとコメント。青木さんは「日米の金利差が円安の原因。金利を上げたくても財政を圧迫するため上げられないのを投機筋に完全に見透かされてしまっている。経済金融政策をもう一回総括をしてやり直すべき。財政の健全化を目指していかないと日本の金融政策が手足を縛られて動けないのが現状」などとコメント。
ストックホルム国際平和研究所は去年の世界の軍事費について、日本円で約379兆円になったと発表した。世界の軍事費上位10か国:1・米国、2・中国、3・ロシア、4・インド、5・サウジアラビア、6・英国、7・ドイツ、8・ウクライナ、9・フランス、10・日本。日本も過去50年間で最大の増加率。目加田さんは、冷戦が集結してから最大の軍拡時代に入ったということで、冷戦時代に舞い戻ったかのようなどとコメント。ただし、冷戦時代を検証した研究から軍拡は壮大な無駄だったということが明らかになってきているという。世界は安全保障のジレンマに突入しているとし、日本も陥っている気がしてならないなどとした。
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自民党政治資金規正法の改正案をスタジオで解説。「連座制」公職選挙法の場合は、秘書などが有罪となると、議員本人が関与してなくても当選無効となり立候補も制限される。一方今回自民党が出した改革案は、収支報告書を提出する際に議員が確認したことを示す確認書を提出。秘書らが虚偽や不記載などで処罰され、尚且つ議員が確認しないで確認書を交付した場合議員も処罰される。上脇教授によると、議員は言い逃れできる可能性があると指摘。その他、政治資金パーティや企業・団体献金・政策活動費などの問題についても、ほとんど具体的な案はでていない。
元外務事務次官・薮中三十二さんは「ほんとに真剣に考えているのか。議員の責任、使途不明の2つが大きな問題」、中央大学教授・目加田説子さんは「自民党に失望しているという状況で国民の思いが伝わっていないのかとしか思えない」、「PIVOT」チーフグローバルエディター・竹下隆一郎さんは「改革が及び腰、それに比例して言葉が軽くなっている」、ジャーナリスト・青木理さんは「連座制もなんちゃってでほかはほぼゼロ回答」とスタジオコメント。
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滑走路から飛び立つのはスロバキアのベンチャー企業が開発した空飛ぶ車。プロペラの推進力で最高速度は300キロ。空飛ぶタクシーとしての営業も検討されていて、今回初めて客を乗せて飛行。陸上モードでは翼の部分を折りたたんで格納。自動車としても走れる。
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ニューヨークにあるトランプタワーに姿を見せた自民党の麻生太郎副総裁。エントランスではトランプ氏が出迎えた。トランプ陣営によると2人は1時間ほど会談。日米同盟などについて話し、トランプ氏は日本の防衛費増額を評価したという。今回の麻生氏の訪問は11月の大統領選でトランプ氏が勝った場合の人脈構築が狙い。一方のトランプ氏は刑事裁判が始まり、大統領選への影響も懸念されている中、ハンガリーやポーランドの首脳らとも相次いで会談。外交面での存在感をアピールする場となっている。元外務事務官・藪中三十二は「日米関係には、まったく関係ない。パフォーマンス」とスタジオコメント。
米国で約9兆4000億円に上るウクライナ支援の緊急予算が成立。米国からの支援は昨年末から滞り、ウクライナ軍が劣勢に立たされていたが緊急予算の成立を受け、対戦車ミサイルや地対空ミサイルなどを供与することが発表された。
パ・リーグ首位のソフトバンクは先発のモイネロが3回にホームランを打たれ先制される。打線も6回まで4安打と得点を奪えない。しかし7回のチャンスで代打の中村晃がタイムリーを放ち同点に追いつく。延長10回、サヨナラのチャンスで途中出場の川瀬晃がタイムリーを放ちソフトバンクは4連勝とした。
6連敗中のロッテは先発のメルセデスの力投で7回までリードする。しかし8回に登板した澤村拓一が4失点でノックアウトされ、ロッテは逆転負けを喫した。
日本ハムは田宮のタイムリーで初回に2点を先制する。さらに田宮は第4・第5打席でもヒットを放ち、規定未達ながら打率4割を超え、チームを勝利に導いた。
ヤクルトは塩見の先頭打者ホームランで1点を先制する。しかし塩見が腰の異変で1回ウラの守備から赤羽に交代するまさかの事態となった。先発のサイスニードは5回までに4失点。1点差の7回には逆転のチャンスで赤羽に打席がまわるも三振に倒れる。9回にもチャンスをつくるがあと1本が出ず、塩見の交代が響いたヤクルトは逆転負けとなった。
中日は4点ビハインドの7回に村松がファウルチップで三振するなど不運な形で連敗となった。
12試合連続3得点以下の巨人は岡本のホームランなどで2点を先制する。しかし3回以降は追加点はなく、3得点以下の球団ワースト記録を13試合に更新した。それでも先発の横川が5回を無失点に抑え、6回以降は5人のリリーフ陣で1点に抑え接戦をものにした。
スタジオの佐々木は古巣のDeNAの度重なる走塁ミスに対し喝などと話した。プロ野球順位表が紹介された。佐々木は点を取れない割に巨人が2位に着けているのはすごい、打線が打ち出せばすぐに1位になる可能性があるなどと話した。一方パ・リーグではソフトバンクが打線が良いため投手が抑えれば強いなどと話した。
皇后盃 全日本女子柔道選手権は体重無差別の戦いで57~125キロまで36人が参加した。2回戦では57キロの柴田と113キロの竹村が対戦し、柴田が勝利した。3回戦で110キロの児玉ひかると対戦した柴田は奮闘するも無念の敗退となった。決勝は児玉と瀬川の対戦となり、瀬川が初優勝となった。
体重差のある戦いについてスタジオの山口は、現在は体重別の試合が多いため体重差のある試合を観ることは少ないが、実は重い選手は的が小さくなるため小さい選手とやりづらく、さらに組み手などは軽いクラスの選手のほうが上手いため一方的に重い方が有利ではなく、柔道の違う魅力を感じたなどと話した。しかし国際大会に出場する強い選手が全く参加しないまま全日本選手権をやっている状況のため、日程のすり合わせが課題となっているなどと話した。また五輪では斉藤仁の息子である斉藤立に注目しているなどと話した。
五輪出場を目指す23歳以下の日本代表は準々決勝でカタールと対戦。日本は前半2分に先制するも前半24分にすきを突かれ同点とされる。さらに日本は後半4分にも失点する。しかし後半22分に追いつくと試合は延長戦へ。結局4-2で日本が勝利した。日本は次の準決勝に勝てばパリ五輪出場が確定、負けても3位決定戦で勝てば出場できるとのこと。