- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 芦田愛菜
オープニング映像。今回はバブル遺産SP。
バブル大好き博士ちゃん・大輔くんは今回、バブル時代に賑わっていた山梨・清里の物件を巡る。清里は1980年代には年間200万人が訪れるリゾート地で、高原の原宿と呼ばれた。清里駅からスタートし、大輔くんは当時はサイドバックの若者やワンレンの女性で賑わっていたと話した。清里駅はアクセスは良くないが当時は観光客で満員電車になっていた。バブル時代に土産店として人気だった「MILK POT」を訪れた。廃墟となっていたが2023年にカフェとして復活した。酪農が盛んだった清里ではソフトクリームも人気だった。店では当時の懐かしいグッズも販売している。サンドも帰れマンデーのロケで来ており、所ジョージのステッカーを買っていた。大輔くんはバブリーなロゴが入った当時のスウェットを購入した。
小海線には90年代初期から走っている車両が走っていた。大輔くんは当時は車内でファンシーグッズを販売するMGトレインという車両があったと話した。バブル期にカフェとして人気だった店を訪れた。現在はヴィンテージショップにリニューアルしており、オーナーの中野さんはチキンラーメンのキャラクターをデザインしたデザイナー。5年前に清里に移住し店をオープンした。続いて清里八ヶ岳エリアに建てられたバブル物件の内見へ。北杜市白州にある総工費1億5000万円のログハウス物件を「INAKA Life」の小宮山さんに案内してもらった。大輔くんは当時はログハウスが人気で、ドラマ「ライスカレー」にはカナダでログハウスを作るシーンがあると話した。
築36年5LDKで総工費1億5000万円のログハウス物件を内見。船の舵をモデルにした照明や薪ストーブが設置されていた。1階は116平米あり、リビングは吹き抜けだった。2階の部屋は屋根の形に沿って天井が傾斜しており、天井に収納された階段を登って上がる屋根裏部屋もあった。部屋には薪ストーブで温めんた熱を通して各部屋に分配する銀の管が設置されていた。
築36年5LDKで総工費1億5000万円のログハウス物件を内見。現在の値段は4500万円だった。物件の丸太はすべてカナダから輸入したもの。現在はカナダ政府が丸太の輸出を制限しておりアメリカ産の細い丸太が主流な希少価値が高い。次の物件に向かう道中、田原俊彦と松田聖子が出演したCMで使われたペンションを訪れた。オーナーは当時2人は東京の仕事と掛け持ちで1週間かけて撮影していたと話した。続いて見つけたのはビートたけしのカレー屋「北野印度会社」が入っていた建物。2001年に全店舗が姿を消したが、当時働いていた人がやっているラーメン屋では当時を再現したカレーを食べられる。続いて八ヶ岳総合不動産の白倉さんに清里にある元ペンションの物件を案内してもらう。総工費約5000万円で、中にはペンションの名残があった。寝室以外にも3部屋あり、すべてリノベーション済。現在の値段は1280万円だった。
大輔くんは瀬戸内海の離島、小与島へ向かった。東京ドーム6個分ほどの広さで人が住んでいる形跡はないが、端には豪華な建物が建っている。瀬戸大橋は1988年に開通し、周辺にはホテルやレジャー施設が立ち並び一大観光ブームが巻き起こった。開通を記念して開催された瀬戸大橋博覧会には約650万人が来場した。大輔くんは日本ハムが機内食風に食事ができる飛行機のようなレストランを作ったりNTTが公衆電話の形のシアターを作ったりしていた、河合奈保子や武田鉄矢などの人気タレントをバンバン呼んだと話した。
小与島へは船で渡るため、まずは瀬戸大橋を渡って与島へ降りた。瀬戸大橋開通とともにオープンした京阪フィッシャーマンズ・ワーフ跡地があった。2011年に閉鎖し、現在空地になっていた。与島の住人によると小与島には夫婦2人だけが住んでいるという。船で小与島に上陸し、島民の中野さん夫婦に島を案内してもらった。1991年にリゾートホテルがオープンし当時は島全体を開発する話があったが、バブル崩壊で頓挫した。小与島は大正時代から採石業が盛んで、高度成長期には巨大コンビナートの埋め立てなどに使われていたが次第に石が枯渇し業者が次々と廃業。1980年代に地形などを活かした壮大なリゾートアイランド計画が浮上した。
中野さんに小与島リゾート計画の基本構想計画書を見せてもらった。与島と小与島を結ぶロープウェイも計画されており、図面には水族館なども描かれていた。瀬戸大橋ブーム終焉とバブル崩壊で計画は幻を消え、最盛期に190人いた人口は2人になった。
「君も博士になれる展」の告知。