- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン) 芦田愛菜 安達祐実 阿川佐和子
オープニング映像。
海外プロジェクト第5弾、今回の舞台はエジプトで会いにいくのはミイラで向かったのは古代エジプト博士ちゃんの田中環子ちゃん。前回の旅で叶わなかったどうしても相対古代エジプトの王様がいた。それがラムレス2世で現存する神殿の多くはラムセス2世が建造させたものでザヒ・ハワス博士もラムセス2世がツタンカーメンより有名なのは間違いないと話していた。
ファラオ在位期間はツタンカーメンが約9年に対してラムセス2世は約66年でミイラが新しい博物館に移動する際には市内で大パレードが行われるなど死後3000年が経ったいまでも国民から絶大な支持を受けている。また「ACNラムセス大王展」はアメリカなど世界ツアーとして開催されるなど世界中で注目されている。そんなラムセス2世の秘密を探るため人生2回目となるエジプトへ向かった。
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エジプト・アスワンへと降り立った環子ちゃん。環子ちゃんの目的地は「アブ・シンベル神殿」。アブ・シンベル神殿について世界遺産のきっかけになった建物でエジプトでも規格外の神殿と話す。
そもそも神殿は神を祀る場所であるがラムセス2世はアブ・シンベル神殿で自分を祀った。神殿は日本では縄文時代にあたる約3000年前に建造されたもので高さ30m、横幅35m、奥行き49mで4つの像は即位した頃、戦いに明け暮れた頃など異なっている。すると環子ちゃんは崩れてしまっているラムセス2世の像の耳の大きさを測った。前回もスフィンクスなどの手の部分などを測定しており、また世界遺産博士の山本・リシャール登眞さんも芸術を見る時は大きさを大事にしていると話していた。
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アブ・シンベル神殿は巨大な岩山をくり抜いて作られている。入口の端っこの方へ移動した環子ちゃんはレリーフをあるがよく見えず、さらに柵が設置されていたが現地ガイドが特別に巨像の真下に入らせてもらった。レリーフにはラムセス2世のホルス神が描かれており、おそらく神様にラムレスが供物を捧げているとされる。しかしその壁画の周りなどにラムセス2世の名前が刻まれてまくっていた。
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アブ・シンベル神殿の内部へ向かった環子ちゃん。出迎えてくれたのは高さ10mの8体のラムセス像。その先にはラムセスや王妃の壁画が描かれた列柱室があり、信仰や政治の儀式を行う場所とされる。像にはラムセスの名前が多く書かれている。さらに最強っぷりを表しているのが捕虜の髪を掴んだり、敵兵と弓をひく自身の姿などが刻まれていた。領土を取り戻すために行われた第1回シリア戦争では進軍している時に敵を捕虜として捕まえ情報を聞き出すがウソを伝えられ奇襲を仕掛けられた際、ラムセス2世がライオンとともに出陣し敵の戦車2500台のうち1000台を倒したという逸話を残している。その戦争が終わると世界最古と言われる平和条約が結ばれたという。環子ちゃんは武力だけではなく和平の考えにたどりつけることが尊敬できるポイントと話した。その和平条約はカルナック神殿の壁に刻まれている。
アブ・シンベル神殿が世界遺産のキッカケとなった理由としてナイル川が当時氾濫していてダムを作る計画が出る。神殿はもっと下にあり、そのままだとダム湖に沈んでしまうため神殿を守るために65m台に移築した。その工事方法は800パーツに切り分けて上に運んで組み立てるというものだった。
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芦田愛菜×彫刻家 外尾悦郎 インタビュー完全版 Youtubeで公開中と告知。
アブ・シンベル神殿を移築するための工事方法は800パーツに切り分けて上に運んで組み立てるというもので、その当時の映像が公開された。そのため、現在の遺跡には切られた跡が残されていた。工事は約4年半かけて行い移築は成功した。
ここまでのVTRを振り返りトーク。移築について安達さんは知らなかったが芦田さんは知っていたと話す。アブ・シンベル神殿で一番感動したことについて聞くと環子ちゃんは捕虜のレリーフは上エジプトと下エジプトの統一のレリーフで大きいので運んだら危ないと切って運ぼうとしたが考古学者の人が「それだけは絶対ダメ」と止め、危険を承知の上で丁寧に運んだという。
世界遺産王家の谷は岩山の谷から20以上の王様の墓が発見された場所。ラムセス2世の墓は修復中で20年間一般の立ち入りは行われていないが、今回特別に開けてもらった。墓は約77mの通路に約900平方mの部屋がり、ツタンカーメンの墓の約8倍となっていた。ツタンカーメンは在位していた期間が短いのと国の混乱がありほぼ未盗掘状態となっていた。ラムセス2世の墓は保存状態は良くないが、当時から知名度もあり盗掘者が思うようなファラオだったと環子さんは話した。盗まれた宝について単品で売り払われてしまったらどこのものかも不明になるやミイラも不老不死の薬や船の燃料にされていたという。ラムセス2世の墓は盗掘被害に遭っていたがミイラは国が守り保管してきた。移動の経緯は書き記し後世に引き継がれていたが途絶えてしまい隠し場所がわからない期間があった。
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ラムセス2世のミイラに対面するために訪れたのは「国立エジプト文明博物館」。本来はテレビ撮影など全面禁止されているが特別に30分だけ撮影許可をもらった。
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- ラムセス2世国立エジプト文明博物館
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