2025年12月29日放送 19:00 - 22:00 テレビ朝日

タモリステーション
大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希ドジャースWS連覇までの物語

出演者
タモリ 渡辺瑠海 木村佳乃 田口壮 斎藤隆 栗山英樹 
(オープニング)
大谷 山本 佐々木 3人の侍戦士 徹底検証 歴史に残る激動の1年

唯一無二の二刀流・大谷翔平やワールドシリーズMVPの山本由伸などの活躍の裏にあったものを独自取材で紐解く。

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ロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希大谷翔平山本由伸
オープニング

オープニング映像。

ドジャース連覇!隠された物語に迫る
ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

今夜は「ドジャース ワールドシリーズ連覇までの隠された物語」と題して、大谷翔平や山本由伸などの一年に迫る。田口はシリーズ開幕戦で国家を聞いた時に完全にカナダ対アメリカの構図で、7戦目の国家は涙が出そうなくらい感動したなどと話した。

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大谷&山本がスター軍団けん引 2年ぶりに二刀流復活も!

東京シリーズ第1戦(3月18日):ドジャース4-1カブス。メジャー開幕の舞台は日本(東京ドーム)。ドジャース開幕投手・山本由伸は5回1失点の好投で勝利に導く。東京シリーズ第2戦(3月19日):カブス✕ドジャース。ドジャース・佐々木朗希がメジャー初登板。大谷翔平が第1号ホームラン。日本人トリオの活躍で開幕2連勝を飾った。ドジャース✕ブレーブス4月3日)。本拠地のロサンゼルスに戻っても大谷翔平のサヨナラアーチで球団70年ぶりの開幕8連勝。4月を終えて21勝10敗とナ・リーグ西地区首位。Dバックス✕ドジャース(5月10日)。佐々木朗希に異変が起きる。安定感を欠き、度重なる失点。右肩の故障で離脱となってしまった。チームを支えたのは大谷翔平の異次元の大活躍。5月は打率.309、15HR、27打点で月間MVPを獲得。ドジャース✕パドレス(6月17日)に投手復帰を果たし、最速161kmをマーク。663日ぶりの二刀流でチームを勝利に導く。前半戦、ドジャスは2位・パドレスに5.5ゲーム差をつけ、首位で折り返す。

大谷翔平 自身最多55HR ホームラン全部見せます!

大谷翔平2025年55本塁打前半戦。7HR(4月30日)はパパになって最初のホームラン。5月、自身最多の月間15HR。23HR(6月3日)は長嶋茂雄さんへの追悼アーチ。26HR(6月23)は669日ぶり登板日でのHR。27HR(6月25日)は日米通算300号。30HR(7月2日)は5年連続30号。32HR(7月12日)は日本人初のスプラッシュヒット。

スター軍団がまさかの苦戦 救世主はリリーフ佐々木朗希

ナ・リーグ西地区優勝をかけた後半戦。これまでチームを支えてきたリリーフ投手陣が徐々に崩れていく。通算531登板のB.トライネン、2024年22セーブのT.スコットの2大柱が相次いでリリーフ失敗。前半戦、2位・パドレスに最大9ゲーム差をつけていたが、8月、首位陥落。ドジャースの後半戦を象徴するオリオールズ4✕-3ドジャース(9月7日)で先発・山本由伸が9回2アウトまでノーヒットピッチングをみせるが、8回3分の2、1失点で降板。悪夢のような逆転負け。9月、チーム10敗のうち、トライネンとスコットの2人だけで7敗。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

ドジャースのシーズン後半の苦戦について、田口壮は「リリーフ陣の不調もあったが、野手陣にケガ人が出た。得点力が下がったところにリリーフ陣の不調も重なった」などとコメント。栗山英樹は「シーズンは長い。特に夏場以降は中継ぎ陣に負担がかかる。ロバーツ監督の頭の中には苦戦する状況は浮かんでいた気がする」などと語った。

そんな中、5月に右肩のケガで離脱していた佐々木朗希が日米通じて初のリリーフとしてメジャーに復帰することが決定した。9月25日、約4か月半ぶりにDバックス戦でメジャーのマウンドに帰ってきた。チームの流れを変えたリリーフ佐々木の原動力となった半生に迫る。

スター軍団がまさかの苦戦 救世主はリリーフ佐々木朗希

9月25日、約4か月半ぶりにDバックス戦でメジャーのマウンドに帰ってきた佐々木朗希。復帰戦ながら最速161キロをマークし、1イニングを投げ2奪三振無失点と初のリリーフ登板で好投。佐々木は「大事な場面で抑えられて良かった。うれしかった」などと語った。

佐々木朗希 震災乗り越えて 憧れの存在 田中将大との縁

佐々木朗希は2001年岩手県陸前高田市に生まれ、3兄弟の次男として育った。佐々木が地元に帰ると今も訪れるという店でいつも頼むのは「麻婆担々麺」だという。「昇龍厨房 四海楼」店主・長田正広さんは、佐々木の父・功太さんの友人だった。父と一緒にいつも野球をやっていたという佐々木の日常が大きく変わったのが、2011年3月11日。東日本大震災が発生し、功太さんが亡くなった。佐々木の幼馴染の菊地広翔さんは少年野球で同じチームに所属し、震災で2人とも大船渡市に移り住むことになった。菊地さんは「何事も忘れられるのが野球だった」などと語った。2012年のオールスターゲームで被災地の子どもたちなど約2400人が招待された際、佐々木は田中将大の投球を目の当たりにし衝撃を受けたという。その時抱いた強烈な憧れが、被災地の野球少年をさらなる高みへと押し上げた。高校3年生の春に高校最速の163キロを記録し、「令和の怪物」の伝説が始まった。夏の地方大会で佐々木擁する大船渡高校は県立高校ながら快進撃をみせ、あと1つ勝てば甲子園というところまで勝ち上がった。しかし翌日の決勝戦のマウンドに、佐々木の姿はなかった。

佐々木朗希 震災乗り越えて 令和の怪物ヒストリー

佐々木朗希擁する大船渡高校は、2019年夏の岩手大会で甲子園まであと1勝のところまで勝ち上がった。前日の準決勝後に「次の試合全力でいきたい」と語っていた佐々木だったが、決勝はベンチスタート。ここまで佐々木は連投の経験がなく、ケガの恐れを考慮した当時の國保陽平監督が登板回避を選択した。大船渡高校でコーチを務める新沼丞さんは、当時を振り返り「試合中から『なんで投げさせないんだ』という電話がいっぱい入った」などと語った。あと1つ勝てば甲子園だった決勝で、佐々木はベンチで見守ることしかできなかった。佐々木の幼なじみの菊地広翔は「本当は投げたかったと言っていた。大事な試合で投げられなかったのが悔しかったと思う」などと語った。この悔しさが、佐々木をさらに飛躍させる。ロッテに入団した佐々木は、2年目の2021年に1軍デビュー。翌年には日本史上28年ぶりの完全試合を達成した。大船渡高校コーチの新沼さんは「やっぱり怪物なんだなと。彼が強くなることで、高校時代のチームメイトも『一緒にやって良かった』と誇らしくなる。世界一のピッチャーになってほしい」などと語った。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

先発投手とリリーフ投手の違いについて、斎藤隆は「先発は投げる日に合わせて調整し、5イニングから6イニング投げるのが役割。リリーフはいつどの場面で呼ばれるかわからず、毎日準備する。佐々木朗希をリリーフに回そうと、ドジャース全体で決めた。様々なことと決断したうえでの転向だったと思う」などと語った。

大谷&山本&佐々木が躍動 苦戦ながらも地区優勝へ

佐々木朗希がリリーフに回ったことで、戦力が整ったドジャース。4年連続の地区優勝へマジック1として迎えたDバックス戦で先発の山本由伸が好投を見せる中、大谷翔平が4回にホームランを打つ活躍をみせた。ドジャースはナ・リーグ西地区優勝を果たし、大谷は「まだ先がある。あした以降またみんなで頑張る」などと語った。

大谷翔平 自身最多55HR ホームラン全部見せます!

大谷翔平の2025年55本塁打、後半戦をプレイバック。7月24日には球団タイ記録の5試合連続ホームランを達成。8月10日に3年連続の40号、8月13日には4試合連続となる43号を放った。9月3日の46号は自身最速の打球速度193キロで、ドジャースでの通算100本目のホームランとなった。9月14日には、今季レギュラーシーズンで自身最長の約138mとなる49号を打った。9月17日にメジャー6人目となる、2年連続50号を達成した。

大谷 山本 佐々木 快投! WS連覇への戦いが始まる!

メジャーリーグのポストシーズンは、レギュラーシーズンを勝ち抜いた12チームがトーナメント形式でワールドチャンピオンを目指す。2戦先勝で行われるレッズとのワイルドカードシリーズで、大谷翔平がいきなり先頭打者ホームラン。さらに6回には右中間へ特大のホームランを打ち、ドジャースが初戦を制した。続く第2戦では、先発の山本由伸が7回途中まで2失点に抑える好投を見せた。最後は9回から登板した佐々木朗希が打者3人を打ち取り、ドジャースはワイルドカードシリーズ2連勝を飾った。

大谷 山本 佐々木 快投! 検証 勝負をかけた頭脳プレー

ドジャースはMLBポストシーズン2025で、フィリーズが待つ地区シリーズへと勝ち上がった。3戦先勝で決まる地区シリーズ第1戦で、ドジャースは大谷翔平が先発した。この試合を振り返り、元メジャーリーガーの五十嵐亮太は「フィリーズ打線が大谷のストレートを積極的に狙ってきた」などと指摘。大谷は2回にストレートを狙われ、3点を失った。しかし大谷は3回からスプリットにシフトチェンジし、フィリーズの強打者たちを三振に打ち取った。1点差まで追い上げたドジャースは7回にテオスカー・ヘルナンデスが逆転3ランホームランを打ち、大谷はポストシーズン初白星となった。敵地での第2戦、勝敗を分けたのは9回裏だった。1点リードのドジャースはノーアウト2塁のピンチで、サード・マンシーとショート・ベッツの連携でランナーを3塁でタッチアウトにするビッグプレーが飛び出した。実は直前のピッチャー交代の際、ロバーツ監督からの指示があったという。

MLBポストシーズンの地区シリーズ第2戦。フィリーズへ傾きかけた流れを止める、ドジャースのサード・マンシーとショート・ベッツによるビッグプレーが飛び出した。実は直前のピッチャー交代の際、ロバーツ監督からの指示があったという。元メジャーリーガーの岩村明憲は「ああいう状況の二塁走者はリードをとろうとする。しかしショートのベッツが『けん制もある』と見せている。ショートが早く動きすぎてもダメ出し、遅すぎると三塁に行くのが間に合わない。いろんなものが完璧だった。年に1回あるかないかくらいの大きなプレー」などと語った。ドジャースは接戦をものにし、2連勝を飾った。

リリーフ陣の救世主! 佐々木がパーフェクト投球

ドジャースの2勝1敗で迎えた地区シリーズ第4戦。佐々木は8回からマウンドに上がると、第3戦で2本塁打はなったシュワーバーを抑え、そのまま3イニング続投。この時の佐々木の投球について松坂大輔は「真ん中のストレートでも打たれない早さと力強さがあった」と分析した。ドジャースは延長11回、相手の悪送球でサヨナラ勝ちし、リーグ優勝決定シリーズ進出を果たした。

徹底検証 佐々木 復活の理由 チーム関係者が明かす“変化”

佐々木朗希はいかにして復活を遂げたのか。

右肩を怪我する直前から佐々木朗希は投球フォームの乱れについて度々言及していた。そこで彼のフォーム修正に尽力したのがピッチングコーディネーターのロブ・ヒルだった。ヒルは佐々木の投球映像を一緒に見て、彼から気付きや発見、目標などを聞き出し対策を練っていった。そこでヒルは左足を上げてから体重移動するようアドバイス。筑波大学の川村卓教授も故障前と後のフォームの違いについて「勢いよく左足を上げたが体はぶれていない」と評価した。

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