2025年12月29日放送 19:00 - 22:00 テレビ朝日

タモリステーション
大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希ドジャースWS連覇までの物語

出演者
タモリ 渡辺瑠海 木村佳乃 田口壮 斎藤隆 栗山英樹 
ドジャース連覇!隠された物語に迫る
ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

先発投手とリリーフ投手の両方を経験している斎藤隆は「なかなか簡単なことではないことをやっている」とコメント。栗山英樹は佐々木朗希について「WBCの時も準決勝でホームラン打たれて涙を流すように、責任をすごく感じるタイプ。」とコメント。またロブ・ヒル氏について斎藤隆は「不安を吐き出せる相手だったのが良かったのではないか」と指摘した。

ワールドシリーズ進出をかけた勝負 山本 メジャー初完投達成

ドジャースのナ・リーグ優勝決定シリーズの相手は、レギュラーシーズンで1度も勝てず0勝6杯に終わったブルワーズ。第1戦はフリーマンのホームランで先制、1点差を守りきった。2戦目の先発のマウンドに登った山本由伸は7月の試合では1回投げきれずに5失点でKOされている。この日も先頭打者のチョウリオにいきなりホームランを浴びたが、切り替えたヤマモトは次の打席でチョウリオを三振に抑えた。4回に入ると、バッテリーを組むスミスが変化球中心の配球に変えブルワーズ打線を先頭打者ホームランの1失点に抑えると、7回に大谷がライトにヒット。そして9回のマウンドに上った山本はメジャー移籍後初の完投勝利をあげたのだった。

山本由伸 世界的エースへの道のり 恩師の存在と異色のトレーニング

山本由伸は岡山県備前市の出身。オリックスの頓宮裕真は実家が隣同士という関係にある。そんな頓宮は子供の頃の山本について「ずっと野球のことをしていた印象しかない」とコメントしていた。高校進学の際はスカウトを受け宮崎県の都城高校に進学。当時監督を務めた森松賢容氏は中学時代にセカンドだった山本との出会いについて「最初のキャッチボールを見た時、投げた瞬間ちゃんとボールが行く高校1年生をはじめてみた」と明かし、ピッチャーもやっていこうとすすめたのだという。高校1年生の秋に8-1から逆転負けした試合で、彼の成長を思い最後まで投げさせたという。その日を坂井に、実際に山本は急成長を遂げ、球速も120キロ台から140キロ台まで速くなったという。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

山本由伸がオリックスに入団した時に2軍監督だった田口壮は、「最初にブルペンで彼の球を見た時に、スゴい球を投げていた。キャッチャーの方から見ているとブワーッと大きくなっていくような、迫力のある球だった」などと語った。

山本由伸 世界的エースへの道のり 恩師の存在と異色のトレーニング

高校を卒業しオリックスに入団した山本由伸は、一気に飛躍を遂げる。プロ1年目の8月に初勝利をあげ、球団23年ぶりの高卒新人勝利投手となった。しかしこの時、山本は将来にある不安を抱えていた。1試合を投げるのがしんどかったといい、プロ1年目は5試合に登板するも4回か5回で途中交代していた。そこで山本が頼ったのが、大阪で接骨院を営む矢田修だった。矢田は山本のトレーナーとして、異次元のタフさを作り上げた。ひじに負担のかからない投球フォームを求めた山本に対し、矢田がかけた言葉は「フルモデルチェンジ」。身体の使い方と重心コントロールによる、筋力に頼らない肉体改造が始まった。オフには週6日、矢田考案の30のエクササイズを朝から3時間行う。おなじみの「やり投げトレーニング」も、矢田の教えだという。その後オリックスのパ・リーグ3連覇や日本一、3年連続沢村賞受賞など、日本球史に残る圧倒的な成績を残した。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

山本由伸が長年行っているやり投げトレーニングの器具を、スタジオで紹介した。やりは力任せや腕・ひじに頼った投げ方をするとすぐに落下し、真っすぐ遠くに投げることが難しいという。斎藤隆は「山本投手から始めたと言っていいのでは。実は賛否があったが、今となってはそれを言えないくらい山本投手が結果を出した」などと語った。一方大谷翔平の地区シリーズ・リーグ優勝決定シリーズでの打撃成績をみると、ヒットがわずか2本と不振に陥っていた。バッティングが不調だった大谷だが、神がかった復活を遂げる。

ワールドシリーズ進出をかけた勝負 大谷 伝説の10奪三振 3HR

リーグ優勝決定シリーズの舞台はロサンゼルスへ。ドジャースは連勝。一方大谷はポストシーズン不振に陥っていた。第3戦の前日練習、大谷は移籍後初めて屋外でのバッティング練習を行った。元メジャーリーカー・岩村明憲さんは「屋外だと身体をもう一回大きく構える」などとコメント。第4戦・ドジャース×ブルワーズ。大谷は3者連続三振と最高の立ち上がり。直後の第1打席で復活の一撃。4回の第3打席では飛距離143mの場外HR。二刀流として10奪三振3ホーマー。9回佐々木がマウンドへ。4連勝でブルワーズを下し2年連続ワールドシリーズ進出を決めた。大谷はナ・リーグ優勝決定シリーズMVPを獲得。そのトロフィーにメッセージプレート「TEAM EFFORT(チームの力)」をかけロッカールームに残していった。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

栗山英樹は「これが二刀流の真骨頂という感じがする」、田口壮は「おそれく外に出て打たないといけない状況に追い込まれていた。“これなら大丈夫だ”という確認を練習日にやったと思う」などとコメント。

MVP WS制覇 結婚 大谷翔平の夢は現実に

高校3年生(当時)で身長193センチ。高校1年生の時から体作りに取り組んでいた大谷は毎日どんぶり飯を約10杯食べウェートトレーニングも欠かさなかった。高校時代に夢や目標を記した人生設計シート(資料提供:スポーツニッポン新聞社)には70歳までの人生目標が記されていた。そして目標を次々と現実のものにしていった。27歳のシーズンでMVPを達成、29歳ではWBC日本代表で世界一に。人生設計シートから4年遅れてWS制覇、31歳になった今年には長女誕生、予定より1年早くWS連覇も達成。来年WSを3連覇すればさらに2年も早まる。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

人生設計シート(資料提供:スポーツニッポン新聞社)には投手の目標だけでバッターとしての目標が実は書かれていない。株式会社SGCが大谷選手とMLBの公認を得て製作した等身大の黄金像を紹介。金箔約1500枚を使用し1体約5500万円。

大谷 山本 佐々木 3人の侍戦士 徹底検証 歴史に残る激動の1年

ドジャースWS連覇へ最後の戦い。相手は4勝3敗でマリナーズとの死闘を制しア・リーグを勝ち上がってきたトロント・ブルージェイズ。3人の侍戦士活躍の裏に何があったのか独自取材。

検証 運命のワールドシリーズ 大谷初HR!山本快投!

ドジャースが対するのは11試合で71得点の強力打線、32年ぶりにワールドシリーズ進出を果たしたトロント・ブルージェイズ。ブルージェイズ監督・J.ジュナイダーは「私は全く疑うことなく選手全員を信じている」などとコメント。ブルージェイズは2023年大谷の移籍先最終候補だったチーム。第一試合、キケ・ヘルナンデスの一打で先制。しかし6回に9失点。7回の第4打席、大谷はWS自身初アーチ。しかし試合に敗れ初戦を落とす痛い結果となった。ブルージェイズ11-4ドジャース。

検証 ワールドシリーズ第2戦 山本快投!WS初完投!

第2戦の先発は前回完投勝利の山本。山本由伸は「相手打線の得意不得意なところがあると思うのでそこにあわせて攻めていく」という投球プランを持っていた。元メジャーリーガー・五十嵐亮太は「バッターの反応を見ながら投げるボールをチョイスできる」、ドジャース投手コーチ・M.プライアーは「ヤマモトは相手が何を狙っているかスイングを見て分析し持ち球をどう使うか考えている」などと説明。4点リードで迎えた8回、山本がさらにギアを上げる。8回93球1失点、9回もマウンドに上がり24年ぶりのポストシーズン2試合連続完投勝利。ドジャース5-1ブルージェイズ。

激闘!ワールドシリーズ 本拠地は今も…

WS連覇から46日が経ったが街の話題の中心は今もドジャース。ドジャースファンは「来年はドジャースの3連覇」などとコメント。

山本由伸 なぜ打たれない? すべての球種に秘密が!

山本由伸がバッターを抑え込める理由について、元メジャーリーガー・松坂大輔は「どの球種も投げ方が一緒」と分析。山本はストレート、スライダー、カーブ、カットボール、スプリット、シンカーという6種類の球種を持ち、変化の方向がバラバラでありながら、フォームが一緒なのだ。ブルージェイズで対戦相手として山本由伸の研究にあたった加藤豪将も「どの球でもストライクがとれるのはメジャーでもトップクラス」と評価。松坂は「ある程度コースと球種を絞って対応しないといけない」とコメントした。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

ドジャースがワールドシリーズで戦ったブルージェイズについて田口壮は「すごくチーム愛がある。このチームでいつまで野球がやりたいと言っている。去年地区最下位からの躍進で去年はみんながヒーローになろうとしていた。今年はなんとかしてチームで勝つんだという意識の変化がある。」とコメントした。ブルージェイズのシュナイダー監督は下部組織からの叩き上げで、マイナーから一緒に上がってきたので、若手から中心選手となった生え抜きからはファミリーという感じが出ていると話した。栗山英樹は「山本由伸は大事な場面で全く間違えない」と評価した。

激闘!ワールドシリーズ 本拠地は今も…

ワールドシリーズの舞台となったカナダ・トロントは興奮が今も冷めていない。ブルージェイズファンからは「3週間は落ち込んだ」「ドジャースのあの選手は良かった。相手チームだから名前は言いたくないけど」などという声が聞かれた。

検証 ワールドシリーズ第3戦 歴史に残る延長18回の死闘

10月28日に行われたワールドシリーズ第3戦。試合前には日本人メジャーリーガーのパイオニアで日米通算201勝をあげた野茂英雄による始球式が行われた。初回、大谷翔平がブルージェイズ先発シャーザーから2ベースを放つも後続をおさえられる。2回、T.ヘルナンデスのホームランでドジャースが先制すると3回裏、大谷がホームランが追加点。その後、フリーマンの盗塁でチャンスを広げ、スミスの長打でホームで戻ろうとしたが、ここはブルージェイズのバージャーに刺され追加点ならず。4回、ブルージェイズはカークのホームランで逆転したが、その裏、大谷のこの日3本目のヒットとなるタイムリー2ベースで1点差にすぐさまおいあげチームを鼓舞。その後フリーマンのタイムリーで大谷も返り4-4の同点。

ワールドシリーズ第3戦、6回、1塁にランナーを置く場面でブルージェイズのゲレーロJrの好守備で失点を防ぐと、7回そのゲレーロJrを一塁に置いた場面でドジャース4番手トライネンが勝ち越し点を許した。その裏、この日3安打の大谷を迎えた場面で投手コーチは「無理な勝負はしなくていい」と伝えたものの、大谷は直後の球をレフトスタンドに運びこの日4安打、2本目となるホームランで再び同点に追いつく。このヒットは日本人のMLBポストシーズン最多安打記録とともに、ワールドシリーズ4長打という1906年のフランク・イズベル以来119年ぶりという大記録にもなった。

ワールドシリーズ大激闘に日本中が熱狂! 大谷&山本&佐々木…全試合を大解剖

7回にブルージェイズが大谷の打席の前に行ったベンチの指示について栗山英樹は「あれはストライクを投げないでボールを投げて振ってくれたらという指示。僕の立場から言えば、あそこは監督がはっきり歩かせるか勝負か指示してあげないといけない」と指摘した。斎藤隆は「歩かせてもいい勝負は逆に言えば歩かせなくてもいい勝負と思ってしまう。投手はアウトを取るためにマウンドにいるので。」と指摘した。

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