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びわ湖だけに生息するサケ科の魚ビワマス。毎年びわ湖の北部にある川ではビワマスが産卵を行っている。ビワマスはアマゴの亜種とされてきたが、DNAなどを調べた結果新種と確定した。4月ごろ稚魚は川を下ってびわ湖に向かう。番組では潜水撮影でビワマスの姿を捉えようとしたが見つかるのは他の魚ばかり。3日間の潜水撮影ではビワマスに出会うことができず、漁の達人に同行しトローリング撮影を行い姿を捉えることができた。
撮影できた泳ぎの秘密を実験で分析することに。近畿大学の鳥澤博士によればビワマスは何度も加速を繰り返し、持続的に泳ぐこともできるし瞬発的に加速して食いつくこともできるハイブリッド型だという。
滋賀県のほとりびわ湖。海のない滋賀県では古くからびわ湖での漁が人々の暮らしを支えてきた。そんなびわ湖の魚の中でも別格なのがビワマス。平安時代には天皇にビワマスを献上していた。
ビワマスの暮らしぶりを解き明かすため魚類行動学の達人が集結し、ビワマスに小型カメラを装着し映像と深さなどのデータも採取することに。撮影された映像は濁りが強くよく映っていなかったが、ビワマスは70mほどの深さから浅場を行き来する姿が確認できた。また取材を進めるとびわ湖の最深部でビワマスを捉えた映像があることがわかった。映像には水深90mを泳ぐビワマスが映っていた。
水中ドローンで水深の深いビワマスの撮影を狙ったところ、子どものビワマスの撮影に成功した。ビワマスは深い場所に住むアナンデールヨコエビなどを食べており、深い場所は水温が低くビワマスの逃げ場になっている。しかし近年は気候変動のため深い場所が酸欠状態になり、湖底の生き物が減りビワマスにも影響が及ぶと心配されている。
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