- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 田中裕二(爆笑問題) 吹石一恵 溝端淳平
本日は2023年最後の放送。ゲストは田中裕二さん、吹石一恵さん、溝端淳平さん。
チコちゃんが「おたふくとおかめの違いってなに?」と質問。正解はおたふくは幸福のヒロイン、おかめは悲劇のヒロイン。どちらも実在した人がモデルになっていると言われている。おたふくのモデルは江戸時代・京都のお福、おかめのモデルは鎌倉時代・京都の阿亀。町を歩いてたお福は偶然すれ違った叶福助に一目ぼれされ結婚。叶福助は後に福助人形のモデルになった人物で大丸創業者の下村彦右衛門だったという話もある。商売は繁盛しお福は裕福でない暮らしから一変し豊かで幸せな生活を手にした。
鎌倉時代、阿亀の夫が大報恩寺「千本釈迦堂」の棟りょうに選ばれた。夫は柱を短く切りすぎてしまうミスを犯すも阿亀のアドバイスをきっかけに無事に本堂は完成。しかし阿亀はお寺の完成を前にみずから命を絶ってしまった。名声を誇る大工の一世一代の大仕事を妻の助言のおかげで成功したことは夫の恥になると考え命と引き換えに夫の名誉を守った。夫は阿亀の顔に似せたお面を作り本堂に飾って冥福を祈ったという逸話が広まり、おかめは災難除け・幸福の象徴として根付いた。
第1問「愛ちゃんが岡村さんをにらみつける!どうする岡村?」。選択肢は1気づかない、2「にらまれています」と言う、3にらみ返す。正解は「1気づかない」。
オープニング映像。
チコちゃんが「鍵閉めたっけ…」となるのはなぜ?と質問。正解は鍵を閉めるとき人はなんの感情もわかないから。人間の脳は記憶できる容量に限りがあり約17.5TBと言われている。そのため記憶しなくていいものは記憶しないように脳が省エネ化している。
- キーワード
- 名古屋大学
脳が記憶するものの特徴は感情が動くかどうかが大きく関係している。鍵を閉めるという行為は短期記憶にも残っていないため思い出せない可能性が高い。覚えておくための方法は、鍵を閉め忘れて泥棒に入られる・動作を加えて脳に刺激を与える。
第2問「VTRに若手時代の恩師が登場!どうする岡村?」。選択肢は1ウケる、2微妙、3スベる。正解は「3スベる」。
- キーワード
- 吉本総合芸能学院
ドキュメント72時間の番組宣伝。
「力を抜くとあら不思議!勝手に腕が上がっちゃう現象」を検証。両腕の手首をおさえてもらい、両腕を30秒間上げようとする。30秒間手を離す&腕の力を抜く。岡村・溝端が検証し、勝手に腕が上がった。一定の時間脳が命令を出し続けると、脳に命令が残ったまま腕が上がるという。1人でやる場合は壁を腕に30秒間押し当てるとできる。
「え!こすっただけなのに!一瞬で片方の腕が伸びちゃう現象」を検証。腕を伸ばして元の長さを確認する。右手で素早く左腕をこすると片腕が伸びる。一時的に素早く動かすことで縮んだ筋肉がすぐに伸びず、右腕が短くなり左腕が伸びて見える。
チコちゃんが「十二支の中でなぜ辰だけ架空の生き物?」と質問。
十二支の中で辰だけ架空の生き物の理由は、上へ昇っていく生き物といえば龍しか思いつかなかったから。古代中国は12の周期で物事が一巡する考え方があり、もともとの十二支は1年を12に区切りその時期ごとの植物の成長過程を表す漢字。植物の成長過程では覚えづらいため身近にいる動物に当てはめた。「辰」は「上へ伸びていく」という動物として「龍」が当てはめられた。龍は見たことがなくてもみんなが知っていたため覚えやすい生き物として十二支になった。その後十二支はモンゴル帝国の発展とともに世界に広まり、その国で馴染みのある動物へと置き換わった。
問題「トルコの辰は?」、正解は「魚」など世界の十二支の問題が出題された。
正直不動産の番組宣伝。
「目を閉じて手のひらに鼻をつけられるとなんか気持ち悪い現象」を検証。手は触覚・温度などを感じ取る神経が多い一方、手のひらは指先ほど使わないためなにが触れたのかわかりにくいという。視覚からの情報がない+触れる機会の少ない鼻先で気持ち悪い感覚を感じる。二の腕や太ももの内側も手のひらと同じ。