- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 藤本美貴 天野ひろゆき
オープニングの挨拶。ゲストは藤本美貴と天野ひろゆき。
チコちゃんは「日本でクリスチャンじゃな人が教会で結婚式を挙げるのが多いのはなぜ?」と聞いた。正解は「ローマ教皇がお試しでOKしてくれたから」。
日本でクリスチャンじゃな人が教会で結婚式を挙げるのが多い理由を流通科学大学の道前美佐緒准教授が解説。日本国内のキリスト教tの数は人口の約1%。それに対し教会式を選択するカップルは46%。神前結婚式のは自まりは明治時代、伊藤博文の指揮のもと作られた新しいスタイル。明治時代以前、日本の婚姻の儀式は地域・階級でバラバラだった。明治時代になって大名の婚礼行列をマネする人が続出して借金をする人まで現れて社会問題になった。そこで全国統一の簡素で厳粛な結婚式を推し進めた。1954年に日本で公開された「ローマの休日」のドレス姿が話題となった。ミッション系の学校を出た芸能人が教会で結婚式を挙げるように。本来は信徒ではない方の結婚式を禁止しているカトリック教会も一部受け入れるようになっていった。芸能人の結婚式はテレビ・雑誌で取り上げられ広く認知されていった。ベビーブームに生まれた人たちが結婚適齢期を迎え1972年に戦後最多となる100万組以上が結婚した。こうした事態を受けて1974年、日本カトリック司教協議会がローマ教皇に正式許可を申請。その翌年、ローマ教皇が条件付きで許可をした。条件は「日本国外で適用しない」「ミサを行ってはいけない」「試験的許可」。日本のキリスト教徒の半数以上を占めるプロテスタントはそれぞれの教会に判断を委ねていて、1970年代中盤ごろからクリスチャン以外の協会結婚式を受け入れている。
オープニング映像。
チコちゃんは「なぜ甘いものは別腹?」と聞いた。正解は「本当に別腹ができるから」。
川西市立総合医療センターの三輪洋人先生が「甘いものは別腹」について解説。空腹時はエネルギーが消費され血糖値が低下、脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとする。脳にある摂食中枢に情報が送られて「なにか食べろ」と指令が出る。満腹時は血液中の糖分が満たされた状態で、満腹中枢に情報が送られて「食べなくていいぞ」という指令が出る。実験で真壁刀義が豚丼で胃を満腹状態にしてから満腹の胃を撮影。大好物のモンブランを見てにおいをかいだ2分後に再び胃を撮影するとすきまが大きくなっていた。モンブランを食べると胃にできた別腹がさらに大きくなった。通常の消化では食べ物を胃液が消化して小腸に送るが、別腹はオレキシンという食欲をつかさどるホルモンが関係している。「おいしそう」「いい香り」「甘くておいしい」などの情報を受け取ると脳がオレキシンを分泌する。オレキシンはこれから胃に入ってくる食べ物を受け入れるために胃を広げ、胃液を大量に分泌、胃にあるものを小腸へ送り出す。甘いものでなくても好きな食べ物の情報を受け取るとオレキシンが分泌する。原始時代の満腹でも食べ物があるなら食べるという生活の名残ではないかと考えられている。また、バランスよく栄養素を摂取するためとも考えられている。
藤本美貴はモノが所定の位置になくなることが多いという。モノを置く時に「ここの置きます」と言えばいいのではないかと話した。
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チコちゃんは「漫画雑誌の紙はカラフルなのはなぜ?」と聞いた。正解は「再生紙のインクが抜ききれないから、そして飽きさせないため」。
出版社の佐藤雅一さんが漫画雑誌の紙がカラフルな理由を説明。漫画雑誌の紙がカラフルになったのは昭和40年代、大人気漫画の連載で発行部数を伸ばしたころから当時の週刊漫画雑誌の発行部数は1年間で2億部以上 。大量に印刷する必要があったため、コストの安い「更紙」という再生紙を使って印刷するようになった。富士市にある更紙の製造工場を紹介。紙を作るには大量の水が必要なので、富士山の水資源が豊富な富士市周辺は製紙業が盛ん。古紙は黒インクが抜ききれないので染料で色を付けて目立たなくしている。漫画雑誌用には樺色、ひわ色、黄色を作っている。グレーの紙は印刷した文字が目立たないが、紙に色を付けると印刷した文字が見やすくなる。樺色、ひわ色、黄色を順番に並べることで読者を飽きさせないようにしている。また、色が変わることで作品の区切りをわかりやすくしている。漫画雑誌ができる工程を紹介した。
視聴者から贈られてきたキョエちゃんの衣装を紹介し、視聴者から寄せられたおたよりを紹介した。
次回予告が流れた。