2025年7月18日放送 19:57 - 20:42 NHK総合

チコちゃんに叱られる!
▽ユニフォーム交換の謎▽炭の謎▽360度の謎

出演者
塚原愛 岡村隆史 伊集院光 池田エライザ 
(チコちゃんに叱られる!)
ゲスト紹介

チコちゃんらが挨拶し、ゲストとして池田エライザさんと伊集院光さんを紹介した。

なんでサッカーは試合後にユニフォームを交換するようになった?

チコちゃんが「なんでサッカーは試合後にユニフォームを交換するようになった?」と質問。正解はフランス代表がイングランド代表のユニフォームを欲しかったから。

サッカーで試合後にユニフォームを交換するのはフランス代表がイングランド代表のユニフォームを欲しかったから

「サッカーで試合後にユニフォームを交換するのはフランス代表がイングランド代表のユニフォームを欲しかったから」。解説してくれるのは日本体育大学の白旗和也教授。現在のユニフォーム交換は互いをリスペクトするという意味がある。ユニフォーム交換の最古の記録は1931年のフランスとイングランドの試合。フランスとイングランドのは百年戦争や第2次百年戦争で対立してきた。戦争の因縁はピッチ上にも持ち込まれフランスはイングランドのにだけは絶対負けたくないという気持ちだった。当時イングランドは世界最強でW杯への参加を拒否していた。一方、フランスは当時は強くなく1923年の試合では1-4でイングランドが勝利し、そこから6連敗していたが1931年に5-2でフランスが歴史的大勝利をした。そんなフランス代表だったが開催地がイングランドということで帰国しても勝利を信じてもらえないという心配事があった。そこで勝利の証拠としてユニフォームに目をつけたと考えられる。

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イギリスイングランドエドワード3世百年戦争

ヨーロッパには戦争を繰り返してきた歴史があり、勝者は相手が身につけたものを奪うという文化が根づいていてその名残があった可能性がある。さらにイングランド代表のユニフォームの生地が素敵だったとされ、当時の新聞ではフランス代表マットラー選手は自分のジャージが綿で作られているのとちがってイングランドのジャージがシルクで作られてころに気づき交換を申し出たと報じられている。そして健闘をたたえあうようになったのは1970年のメキシコW杯のブラジルとイングランドの試合とされる。当時ブラジルにはペレ、イングランドにはボビー・ムーアが所属し勝っても負けても経緯を示すという意味合いが世界中に浸透していったと考えられる。実際にユニフォーム交換のその後について内田篤人さんに話を聞いた。内田さんは交換後、洗濯に出して戻ってきて内田さんの場合は実家で保管していて、今回長谷部誠選手などのユニフォームを見せてくれた。またユニフォーム交換は予約制で人気選手は言っておかないすぐ決まってしまうという。その交換するユニフォームは自前でドイツにいた時は給料から天引きされていて日本でも同じくらいだという。一方で日本代表戦ではサッカー協会が負担するという。そんな内田さんは交換したい相手はイチローさんと答えた。

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1970 FIFAワールドカップイギリスイチローイングランドペレボビー・ムーアマイコン・ダグラス・シセナンド日本サッカー協会長谷部誠香川真司鹿島アントラーズ
スタジオトーク

チコちゃんはほしいユニフォームを聞かれ「マイケル・ジョーダン」と答えた。

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マイケル・ジョーダン
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(チコちゃんに叱られる!)
なんで人は炭を使うようになったの?

チコちゃんが「なんで人は炭を使うようになったの?」と出題。正解は「人類が洞窟で火を使いたかったから」。

炭を使うようになったのは人類が洞窟で火を使いたかったから

「炭を使うようになったのは人類が洞窟で火を使いたかったから」。教えてくれるのは日本炭化学会の岩崎眞理さん。ヒトと炭の出会いは約100万年前で落雷などから火を知ってそれを利用できないかどうにかしようと考えていた。炭が火を長持ちさせることを知ったとされる。当時は洞窟暮らしをしていたヒトだったが煙が発生してしまい火との相性は悪かった。炭は作り方次第では煙が発生しないようにでき、そのやり方が「伏せ焼き」というもので枯れ葉などでふたし蒸し焼きで加熱することで木の内部で熱分解がされ煙の元がないため洞窟でも使用できるようなった。さらに炭の性質が日本人の暮らしを変えた。

日本人の暮らしを進化させた炭の性質1つめは高温でものづくりが発展で炭の高温で薄くても硬い弥生式土器が作られ、その後金属の精錬もできるようになり奈良時代には銅を溶かして仏像をつくり、戦国時代には刀あんどが製作された。2つ目は長持ちで便利で火鉢に使用することで室内での快適な暖房に使用されたりした。3つ目は赤外線でうまみ倍増で表面と同時に赤外線で内部も加熱しグルタミン酸を閉じ込める。その後囲炉裏での調理へ進化した。さらに備中屋長左衛門が1000℃以上で作る不純物を少なくした備長炭を作った。その備長炭が食文化を発展させていった。そんな炭は現在半導体にも使用されている。

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グルタミン酸備中屋長左衛門千利休
スタジオトーク

チコちゃんが炭で焼きたいものを聞かれ「しいたけ」と答えた。ここで塚原愛アナから密閉空間では一酸化炭素中毒のおそれがあり危険なため必ず十分な換気をおこなってくださいと伝えた。

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しいたけ一酸化炭素
休憩中のコーナー
池田エライザさんは朝早く起きすぎてヒマすぎるらしい…

早起きができるようになった池田エライザさんだが朝早く起きすぎてヒマすぎる。いい朝活はないですかと質問。チコちゃんも早起き型で朝映画をすることともあり、感動するのに朝も夜もないと話した。

(チコちゃんに叱られる!)
なんで円の1周は360度なの?

チコちゃんが「なんで円の1周は360度なの?」と出題。正解は「1年がだいたい360日だから」。

円の1周が360度なのは1年がだいたい360日だから

「円の1周が360度なのは1年がだいたい360日だから」。解説してくれるのは埼玉大学の増田有紀准教授。古代バビロニアの人々は農作業を効率的にするため1年をはかり、種まき・収穫の時期などのため暦を決めていた。それまで月の満ち欠けで1か月を定める太陰暦を使用していたが年々、季節と暦がズレてしまう問題があった。メソポタミアの人々は太陽を記録し大体360日で元に戻ると考えこれを1年と決めた。現在は10進法で計算をしているが古代バビロニアおn人々は60進法を使用し360は7以外の数字で割り切ることができ、少数を使わないということは計算しやすいことから奇跡の数字とされる。

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メソポタミア文明

360が世界に広まったのは来全然600年ごろで古代ギリシャの哲学者のタレスは60進法・円の1周360度を数学に導入、計算しやすく便利で今でも使用されている。1周100度のほうが良いのではというスタッフの質問に100の約数は9個、それに対して360度は約数は24個で割り切れる数が多いと計算がしやすい。

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タレス
スタジオトーク

チコちゃんが毎日必ずやっていることについて聞かれ「身長が伸びていないか確認する」と答えた。補足として360度になった理由として太陰暦1年は354日、太陽暦1年は365日で360日が2つの暦のほぼ中間。

舟を編む ~私、辞書つくります~

舟を編む ~私、辞書つくります~の番組宣伝。

ひだまりの縁側で…
視聴者の皆さんからのおたよりをご紹介

今回のキョエちゃんの服は和布細工の講師の長谷川コウさんの製作したものと紹介し、キョエちゃんの服を募集した。視聴者からのおたよりとして「ごはんを食べてる時になにかしてしまう事はありますか?」という質問にチコちゃんは「三角食べ」で会回数が増えるなど話しやってほしいと伝えた。

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募集
(エンディング)
予告

チコちゃんに叱られる!の次回予告。

エンディング

エンディング映像。

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