- 出演者
- 長田庄平(チョコレートプラネット) 佐々木希 松尾駿(チョコレートプラネット) 松山ケンイチ 影山優佳 永尾柚乃
オープニング映像。
特定の場所に災いをもたらさないようする宗教的な線引である“結界”。ミステリー系YoutuberのNaokimanさんは「東京は多くの結界がはりめぐらされている」とコメント。東京のパワースポットと結界には深い関わりがあるという。今回は東京の結界を巡るということでチョコレートプラネット・長田と呪術廻戦の五条悟に扮した松尾が登場。また歴史に関する著書を多く出版している房野史典も同行する。まずは千代田区九段にある結界。こちらの結界は徳川家康によって作られ、北斗七星の形に神社を配しているという。
徳川家康が配したという結界は北斗七星の形に神社を配して結界を作ったという。これは平将門に関係しているという。平将門は菅原道真・崇徳天皇と共に日本三大怨霊とされ、平将門の乱において朝廷に反乱。その後首を京都でさらされていたが、首が体を求め関東に飛び去ったという言い伝えが残っている。またそのため平将門ゆかりの地も多く、将門の首塚では大蔵省の仮庁舎を建設する際に工事関係者などに死者が出たとされる。この呪いを守護の力に変えたとされる徳川家康、北斗七星の形に神社を配したのは妙見菩薩を平将門が信仰していたからだという。平将門を祀る神社の一つである築土神社に参拝した一行は力を得るように祈った。
続いて一行は台東区の上野公園を訪れる。上野公園にある「上野東照宮」は東京最強の結界スポットとされる。
スタジオトーク。松山ケンイチさんはナスカの地上絵などミステリーとされる事象に関心があるとし、
- キーワード
- ナスカの地上絵
東京・最強の結界とされる上野東照宮。こちらには400年間立入禁止となっている場所があるという。立入禁止となっているのは上野東照宮の社殿の中、今回は特別に中を見せていただくことに。徳川家光により建立された社殿が最強の結界スポットとされる理由は、まず戊辰戦争の際に上野を戦場とした上野戦争の際に残ったこと、そして関東大震災でも難を逃れたこと、東京大空襲の際も焼けずに残り創建当時の姿を残している。また、江戸城からみて上野東照宮は鬼門と呼ばれる方角にあり、その力で社殿が保たれたのではという考え方もあるのだとか。社殿の中は50畳の拝殿と石の間からなるが床は漆塗り、格天井に金箔張りの壁となっている。ここは代々徳川将軍がお参りしたという。また社殿には徳川家康が祀られている。
昔話に出てくる妖怪たちのミイラが全国に存在するが、その正体は何なのか。近年最新技術でその正体が明らかになることも多い。そこで今回は800年前から残る巨大ミイラに正体に迫る。場所は岐阜県飛騨市、平子祐希と妖怪に詳しいという永尾柚乃ちゃんが取材に。以前岡山県の圓珠院に祀られる人魚のミイラが人の手で作られたものであることがわかるなど、全国にある妖怪のミイラが後に人の手で作られたことが発覚している。これに関してNaokimanさんはお寺に箔をつける意味でも作られたと解説。今回の取材では円光寺にある巨大ミイラをDNA鑑定により調べる。こちらに祀られているのは全長180センチの巨大なヘビで、角が生えているという。古文書によるとこのミイラは800年前に越後の屋敷で働く女性が、屋敷の主人と恋仲になり池に沈められヘビに変化したこと、後に成仏し骨として発見されたとされている。住職の圓山さんもその正体を知りたいということでDNA鑑定することに。名古屋市にあるテクノ中部にてDNA鑑定を行う。
角の生えた大蛇のミイラ、このDNAからはイエササラダニという生き物のDNAしか出てこなかったという。DNAはカビにより完全に溶けて、それを食べに来たイエササラダニのものしか検出されなかったことになる。
- キーワード
- イエササラダニ
DNAの鑑定はできなかったが骨からわかることはないか、麻布大学の島津教授に依頼することに。すると蛇の骨ではないという。島津教授によると頭部はニホンカモシカ、角は人工的につけられたもので、胴体は馬の首の骨ではないかという。ただ面白半分ではなくなにかの文化を表現する為ものだと推察した。これを聞いた住職の圓山正真さんは何か意味があってのものだろうとし今後も大切にしていくという。
岩手県を中心に伝わり住み着いた家に幸福をもたらすとされる座敷わらし。今回は岩手県の2つの宿に潜入し調査。1つ目の宿は二戸市の緑風荘、この家を座敷わらしとして守っているとされるのが600年前に亡くなったとされる亀麿さんという子ども。宿には不可思議なオーブ現象の写真も残されている。今回はそのオーブ現象を撮影することを目的とする。部屋で幼少期に座敷わらしにあっているという宮下兼史鷹が部屋に。
2軒目の宿は「菅原別館」。こちらは座敷わらしの声が聞こえるという。早速高木ひとみ○が菅原別館へ。宿にはお客さんからのお供えが置かれている。今回宿泊するのは「出世の間」という部屋。この部屋で座敷わらしに遭遇したという元水戸泉の錦戸親方は子どもが遊んでいるような感じだったという。早速高木ひとみ○が部屋に宿泊し立体音響マイクなどを設置する。
いよいよ調査開始。緑風荘では宮下兼史鷹がこの宿の座敷わらしだという亀麿くんに挨拶とお供え物を。さらに風船をふくらませるなどし誘い出すことに。ここでカメラには顔認証を示す表示が。ただオーブを撮影することはできない。一方菅原別館でも調査を開始。高木ひとみ○はおもちゃを用意。この時カメラに変化が起きる。
「THE神業」「バナナサンド」「マツコの知らない世界」「あのクズを殴ってやりたいんだ」の番組宣伝。
菅原別館のカメラに変化が。カメラに顔認証を示す表示が出る。ただ音声を捉えることはできず。一方緑風荘は光の玉を捉えることはできない。深夜2時、宮下兼史鷹はスマートフォンで撮影。すると光る球体が2つ、動画も撮影するとそこにも光る球体が捉えられる。深夜3時、菅原別館でもオーブのような光を確認。しかし声は聞こえてこない。高木ひとみ○が就寝すると何やら声のようなものがカメラに。
高木ひとみ○就寝後の菅原別館でカメラが音声を捉える。スタッフはモニタリングルームへ。カメラには高木ひとみ○が寝言を言っている様子はない。さらに声は1階から聞こえている。日本音響研究所の解析結果はいかに。
謎の光と不可解な声の正体に迫る。まずAIで光の玉に関して解析。しかしフェイクだという可能性はバラバラ。これは極めて稀な結果だという。AIは不自然なものだと判断したものの、正体に関してはわからないという。一方音声に関して、専門家は高木ひとみ○のものではなく、性別まではわからないが子供の声だとし、複数いることがわかった。もう一つの音声は身長150センチ前後の女性の声だという。またこの撮影後高木ひとみ○はCM出演が決まったという。
日本には多くのミステリースポットとされるものが存在するが、とりわけ青森県には恐山などの多くのミステリースポットがある。その中でも注視されるのが十和田湖。こちらにはすいちゅピラミッドがあるとされている。さらに謎の洞窟にも潜入する。
青森県・十和田湖の謎に佐々木希と酒井貴士が調査。ここに地元で観光事業や調査を行うグリランドの佐藤さんと北海道大学の岡本教授が参加する。十和田湖周辺にピラミッドとされるものが多く、夏場に顔を出す石がピラミッドの頂点だとされている。移動すること10分、実際にポイントに行ってみると人工物のようなものも確認できる。水中を撮影するために「CHASING M2」というドローンを使用。
十和田湖の中にあるピラミッドだとされる岩の周辺をドローンで撮影。岩を下から見上げると三角形のピラミッド形に見える。水深50m地点、ここからライトで照らし撮影を続行。人工物のように見えるものを確認しながらとうとう湖底にドローンは到達。専門家によれば十和田湖の湖底は溶岩の粒などが堆積したものだという。ちなみにこの映像は非常に貴重なものだという。また十和田湖には石の灯籠のようなものがあったとし、聖地への門とされていたという。