- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 住田裕子
オープニング映像。今回は弁護士である住田裕子。テーマは「“法律の母”として活躍【住田流 子育て・孫育て】」。
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- 住田裕子
静岡県磐田市にあるアミューズ豊田 ゆやホールにて弁護士である住田裕子が講演を実施。住田は週3日孫の出迎えを担当しており、子育ては一人では出来ないもので周囲の人々の力を借りるものなどと語った。
弁護士である住田裕子が「住田流 子育て・孫育て」をテーマに講演を実施。住田は母は戦後に女性でも大学に行けるようになった頃、周囲から女は大学に行く必要がないと言われていたなどと明かした。住田は自立が重要であり、女性が一生働ける国家公務員を目指して東大法学部を卒業したものの、女性を募集する国家公務員が全くなく、当時は印象が世間に良くなかった検事を目指して漸く採用にまで至れたなどと明かした。住田は検事時代には女には無理だと周囲からはすぐに辞めるよう言われ続け、結婚した際には夫の昇進のためにも辞めるべきだと周囲に言われてしまったなどと打ち明けた。住田は子どもが生まれたときには上司たちに祝われつつも二言目にはいつ辞めるのか聞かれ、それでも仕事を続け、二人目の子どもが出来たときには周囲も認め始めてくれていたなどと告げた。住田は子育てでは保育園の力やそこで出会った人々の力も借り、 子どもと接する時間を最優先に他のことはできるだけ手を抜いて助けを借り、次第に世の中にも変化が訪れていたなどと伝えた。
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住田は1975年に国際女性デーが設けられ、1985年に男女雇用機会均等法が施行され世の中が一気に流れが変わったなどと語った。住田は世の中が仕事と子育ての両立がやりやすくなり、仕事の方はエリートコースに乗ることが出来たが、戦争が勃発すると法務省も徹夜が当たり前な多忙となり、夫の母に同日同居してもらって育児をやってくれていたなどと語った。住田は仕事で犯罪者と沢山関わってきており、更正させるには自分が悪かったと認めさせることが重要であり、また非行に走らせないためには謝罪と感謝が大切などと説いた。
住田は住田流子育てのあいうえおとして、あ「子ども・孫は愛が大事」、い「いいねと存在そのものを」、う「受け入れましょう」、え「笑顔を見せて 御縁だから」、お「面白がりましょう 今しかないこの瞬間を」などと50音の言葉を伝えた。住田は仕事の上で沢山の手本になる人物たちと出会ってきており、ロールモデルが存在してくれていたからこそ激務であっても耐えることが出来たなどと明かした。住田は2024年3月に国際刑事裁判所所長に就任となった赤根智子は自分の後輩検事でもあった人物であり、色んなやりたいことがやれる時代になったと感じているなどと明かした。
講演を終えた住田は、子どもや孫世代にも男女平等になってほしいという願いが繋がっていってほしいなどと語った。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。