2025年12月13日放送 4:50 - 5:20 テレビ朝日

テレメンタリー2025
「更生か 贖罪か 〜揺れる名古屋刑務所〜」

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オープニング

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テレメンタリー2025
更生か 贖罪か 〜揺れる名古屋刑務所〜

名古屋刑務所にある木工場。受刑者はそれぞれの持ち場につき、椅子などを作る刑務作業を行っている。収容中の受刑者は449人。半ジアを繰り返す累犯は7割超え。高齢者も多い。2001年には刑務官が消防用ホースで受刑者の肛門に放水し受刑者が死亡した。翌年には革手錠つきベルトで受刑者の腹を締め付けて受刑者二人が死傷した。30年以上刑務官として務めている大塚さんは名古屋刑務所に勤務していた。その20年後には複数の刑務官による受刑者への集団暴行が発覚。33人が懲戒処分に。原因を究明する第三者委員会は、受刑者への人権意識が希薄とした。陶芸をしているのは全員恒例の受刑者。手先を動かし、からだを衰えさせないためのプログラム。名古屋刑務所はこうした取り組みをユニと処遇とよんでいる。受刑者は年齢や特性に関係なく、一律に軽作業を行ってきた。受刑者のうち、高齢、精神疾患の疑い、薬物依存の特性あると認められた受刑者は少人数で特別な更生プログラムをうける。殺し6月には拘禁刑が導入され、拘禁刑は、懲役刑と禁固刑を一本化した形で、それぞれの受刑者の年齢や特性にあわせた作業や指導を行う。名古屋刑務所のユニット処遇は拘禁刑の趣旨を先駆けて取り入れたもの。

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みよし市(愛知)名古屋刑務所

今年3月に法務省の議論にいた名古屋刑務所の森田氏は受刑者の特性に応じて改善厚生のための作業や指導を行え、より受刑者の再販防止や社会復帰に重きを置くという。高齢受刑者のユニットでは受刑者の心身の向上が目的。保護犬と触れ合うアニマルセラピーを導入。ユニットにいる受刑者の対応も変化し、高齢の受刑者が暴れ出した一報をうけて大塚さんが現場に駆けつけた。この行動は本来は独居法で謹慎の処罰になるが、今回は懲罰にはならなかった。精神疾患疑いのユニットの受刑者は刑務作業を行わずに寝ていたが、この行動も懲罰の対象。しかし受刑者に精神疾患の疑いの可能性があることを考慮し懲罰にはしなかった。刑務官Aは現在精神疾患疑いのユニットを担当している。少し前までは一般の受刑者が刑務作業を行う場所にいた。また対話という刑務所生活の悩みを刑務官と話す時間も。卓球は一回でもラリーが続くことを目的に行う。しかし刑務官の中にはなぜこんな事をするのかと思ってしまうことがあると語った。

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名古屋刑務所法務省

刑務官Bは一般の受刑者が刑務作業を行う生産工場を担当している。一般の受刑者は刑務作業を中心に教育や指導の時間を確保。名古屋刑務所は高齢受刑者などに対してユニット処遇を行う環境を増やす方針。その取り組みに受刑者ファーストが強いと答えた。一平さんは窃盗の罪で服役。高齢受刑者のユニットで過ごした。この日1年8ヶ月の刑期を終えて出所する日。支援者に迎えられたが、刑務所は出所後の一平さんの支援も必要と判断し、NPOと連携し住まいを斡旋した。

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名古屋刑務所

名古屋刑務所のユニット処遇について刑務官は楽しんでいる感があり、悪いことをして収容遥されているのに楽しそうに見えると答えた。中には懲罰のままでいいという意見もあり葛藤が伺えた。先月末に、出所から四ヶ月経過し、刑務所に戻ることもあったという一平さん。最近おおきな変化には刑務所とは無縁の生活を送ってきた友達ができたという。

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名古屋刑務所
(エンディング)
エンディング

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