2025年4月28日放送 0:00 - 0:20 NHK総合

ドキュメント20min.
「絶望名言」を探して

出演者
 - 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ドキュメント20min.)
コーナーオープニング

偉人や文豪たちが遺したネガティブな名言を紹介している「絶望名言」。本には「絶望の言葉のほうが心にしみるときも」との記述もある。どうして絶望の言葉のほうが惹かれるのか、その答えを探す。

キーワード
ファン・ゴッホの手紙フィンセント・ファン・ゴッホ二見史郎圀府幸司太宰治斜陽絶望名言
「絶望名言」を探して

偉人や文豪たちが遺したネガティブな名言を紹介している「絶望名言」。その著者・頭木弘樹さんは、これまでフランツ・カフカの翻訳・研究を行ってきた。不条理や孤独を書き続けたカフカ。作品には、その人生観が反映されている。遺した名言は「生きることは、たえずわき道にそれていくことだ」。カフカは外から見ると不幸な出来事は起こっていないが、本人は人生に絶望していたという。

キーワード
カフカ断片集―海辺の貝殻のようにうつろで、ひと足でふみつぶされそうだ―フランツ・カフカ仙人芥川龍之介

「嫌だと思ったら逃げるのもあり」と話すのは、都内で理容師をしている奥村さん。こう思うようになったきっかけは、駆け出しだったころに上司から日々厳しい指導を受けたこと。悩んだ末、職場を変えて理容師を続けることを選んだ。今ではかつての上司とも円満な関係を気づいているそう。

キーワード
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテヴィルヘルム・マイスターの修業時代東京都

路上パフォーマンスで「人生の壁の乗り越え方」を伝えている吉野さん。5年近く全国を旅している。きっかけは、コロナ禍で職を失ったこと。これまでの人生では絶望することが多く、生きる気力を失ったことも。そんなとき、ホームレスにパンをわけてもらった。これを機に生き直そうと思えたそう。

キーワード
北海道日比谷公園東京都

「絶望は置いておくもの」「それをいかそうという気持ちにもならないのが絶望」と話すのは、都内で「ネガティブ大歓迎」というコンセプトのカフェを経営している岡田さん。絶望のきっかけは、3年前に元恋人が亡くなったこと。生きる希望を取り戻せたのは、当時彼女とともに引き取り世話をしていたペットの存在。現在、犬猫の保護活動を始めようとしている。

キーワード
ウィリアム・シェイクスピアマクベス東京都

偉人や文豪たちが遺したネガティブな名言を紹介している「絶望名言」。その著者・頭木弘樹さんに話を聞く。絶望の名言を集めるに至ったきっかけは、自身の入院体験。20歳で難病を発症し、一生治らないことを宣告された。生きる理由を見失っていた時、カフカの言葉「将来に向かって歩くことは出来ない 将来に向かってつまずくことは出来る いちばんうまくできるのは 倒れたままでいること」に救われた。

キーワード
フェリーツェへの手紙フランツ・カフカ
(エンディング)
エンディング

エンディング映像

次回予告

次回の「ドキュメント20min.」の番組宣伝。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.