2024年5月24日放送 22:00 - 22:30 NHK総合

ドキュメント72時間
家電量販店 春は新たに

出演者
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(オープニング)
オープニング

今回の舞台は横浜にある大型の家電量販店。新生活のシーズン、連日多くのお客さんがやってくる。みんな家電選びの先にどんな暮らしを思い描いているんだろう。3日間、その胸の内に耳を傾けた。

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横浜(神奈川)
家電量販店 春は新たに
3月31日(日)

その家電量販店は、横浜駅近くの大きな商業施設の中にある。撮影開始。調理家電のコーナーにいる男女2人組に声をかけた。レンジが壊れてしまったので新しいのを探しているところだという。近くに、オーブントースターを見ている女性がいた。女性は保育士で、去年から一人暮らしをしている。好みの家電で生活を充実させたいとのこと。洗濯機コーナーで店員から説明を受けている男性がいた。現在は浴室乾燥をしているがそれでは不十分なため、乾燥機能付きのドラム式洗濯機を探していた。ヒーターを探す男女2人組がいた。シーズンオフで半額となったものを購入した。家族が増え、冷蔵庫の買い替えを検討中の夫婦がいた。かれこれ1ヶ月ほど悩み続けているという。空気清浄機を選んでいる女性がいた。タイ出身で、日本に来て花粉症になったという。タイには花粉症はなく、花粉が嫌でタイに戻るタイ人もいるのだという。夜8時半ごろ、調理家電売り場に女性がいた。ソーダストリームという炭酸を作る機械のカートリッジを探しているところだった。毎日の晩酌に使う。女性の日常を小さな家電が支えている。夜9時、閉店時間となった。

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CeeU Yokohamaソーダストリーム横浜(神奈川)
4月1日(月)

撮影2日目。それぞれ白のパンツに黒のジャケットを着た男女2人組が来店した。ペアルックのように見えるが、たまたまそうなっただけ。今日は食洗機を買いに来たのだという。大型テレビを眺める男性がいた。男性は定年間近。現役時代はあまりゆっくり見られなかったテレビの購入を考えている。PCコーナーに若い男性がいた。新大学1年生。奄美大島出身で、横浜の人の多さや町並みに驚いているという。洗濯機の購入を考えている新社会人の男性がいた。新社会人の姿は多く見られた。博士課程を修了し、研究職としてメーカーに就職したという男性は、大学院時代の自身の研究内容について教えてくれた。夜8時半前、5人組のお客さんが来店した。中学・高校の同級生。たこ焼きパーティーをするため、カセットコンロで使用できるたこ焼き器を買いに来たとのこと。結局、求めていたたこ焼き器はなかったため、別のたこ焼き器を探して旅立っていった。

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横浜(神奈川)
4月2日(火)

撮影3日目。お昼ごろ、湯沸かし器を見ている女性がいた。女性は菓子製造業で、繁忙期も落ち着いたため、ゆっくり家電を見に来たとのこと。夕方、炊飯器コーナーで男性に声をかけた。男性はこれまで大阪勤務で、関東で暮らす新婚の妻とは離れて暮らしていたが、つい最近転勤となり、待望の同居生活を始めていた。一緒に「おいしい」と言えるような食卓を作っていきたいとのこと。

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横浜(神奈川)
4月3日(水)

撮影4日目。洗濯機を見ている夫婦に出会った。夫は高校教師を定年退職し、現在は授業だけを受け持つ講師をしている。若い頃はツッパリハイスクールの時代だったこともあって、「圧が強い」「怖い」などと言われることもあった。時代とともに変わる教師のあり方に、日々頭を悩ませてきた40年だった。山形から引っ越してきた専門学校生がいた。まだ怖くて電車は乗れないという。念願だった美容サロンを来月開業する女性は、お店に置くための冷蔵庫を探しに来ていた。不安よりもワクワクの方が大きいとのこと。

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横浜(神奈川)
(エンディング)
次回予告

「ドキュメント72時間」の次回予告。

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